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借り換えをしない理由 ~金利交渉の隠れたデメリット~

岡元公夫さん_画像 岡元公夫さん 第71話 著者のプロフィールを見る

2015/2/12 掲載

■ 金利が下がるというメリットの裏に隠されたデメリット

不動産投資を始めてしばらくすると、今借りている銀行以外のほかの銀行から、金利を引き下げる条件での借り換えを提案される機会が多くなってきます。

銀行にとって、新規に不動産を取得する時に融資するより、既に数年間運営していて実績のある物件に融資するほうがリスクが小さいから、というのがその理由です。銀行は自行の融資残高を増やすために、積極的に借り換えを勧めてきます。

あまり銀行とのお付き合いに慣れていない方ですと、気軽に借り換えをすることもあります。大家さんによっては、他行への借り換えを軽く考えいてる方もいるかもしれません。

しかし、銀行にとって、既存の融資を他の銀行に借り換えられるということは、一大事です。

不動産融資は、一件ごとの金額が大きいです。一人の融資先が複数の物件取得資金を借り入れている場合はなおさら。借り換えされた銀行は、支店の業績に影響が出ます。また、融資の担当者は、上司に顧客管理がなっていないとみなされて、評価が下がるかもしれません。

銀行にとって、預金取引と異なり、融資取引は与信取引です。与信とは「 信用を与える 」という意味です...

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プロフィール

岡元公夫さん

岡元公夫さんおかもときみお

亡き父と2代続けての元メガバンカー。
銀行員時代は、東証一部上場の大手不動産会社から個人の大家さんまで、融資主体に幅広く担当。
実家は祖父の代からの小規模ながらの大家さん。

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □2004年
    実家の跡を継ぎ、東京城北エリアでマンション・アパート・戸建を取得開始。

    □2008年2月
    不動産賃貸業の修行の為、不動産開発・運営会社に転職し、プロパティマネジメントの責任者となる。

    □2009年10月
    不動産収入が年間6千万円ほどになり、デッドクロスもクリアできる目途がついたことから、サラリーマンを卒業。

    □2011年
    東京エステートバンク株式会社(東京房屋®)を設立。国内・台湾・中国の投資家・会社経営者の方にコンサルティングを行っている。
不動産投資歴
  • □築44年RCマンション
    1LDK×4戸、2K×8戸

    □築28年RCマンション
    1R×10戸

    □築21年鉄骨マンション
    2LDK×6戸、2DK×6戸

    □築14年木造アパート
    1R×5戸、2DK×2戸

    □登記上築60年 木造戸建(実態は新築同様)
    2LDK×1戸

    □木造戸建てリノベシェアハウス
    2棟×10室

    □区分所有マンション
    2LDK×1戸

    □駐車場12台
    バイクガレージ26台

    □再開発予定木造戸建
    3棟
保有資格

宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
その他生損保等金融関連諸々
税理士試験科目合格
(簿・財・相・固)

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