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融資を受けやすい立地とそうでない立地

岡元公夫さん_画像 岡元公夫さん 第90話 著者のプロフィールを見る

2016/6/20 掲載

大家が地震に備える方法として、前々回のpart1で「 地震保険 」、前回のpart2で広いエリアとしての「 立地 」について解説しました。

今回は、実際に物件とその隣接地の狭い範囲での「 立地 」について解説します。私が、物件を取得検討する際に、狭い範囲での立地で気を付けている点は次の2点です。

①隣接建物との間合い
②傾斜地かどうか


特に気を付けているのは、「 隣接建物との間合い 」です。なぜなら、駅からの距離や区分マンションだった場合の共用部と同様に、自分の思うとおりに改善することができないからです。

私が現在所有している物件でもあるのですが、同じ物件の同じ階で、ある部屋は窓から手を伸ばせば隣の建物の壁面に届き、室内も暗い部屋があります。対して別の部屋は道路に面しており、眺望が開け、陽当たりも良いです。どちらの部屋が、入居希望者に人気があるか言うまでもありませんね。

また、隣接物件と密集していると火災の延焼リスクがあります。最近では4月に起きた新宿ゴールデン街の火災が思い出されます。狭い路地奥に木造建物が密集していて思うように消火ができず、次々と延焼していきました。

大震災の時は、なおさらです。...

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プロフィール

岡元公夫さん

岡元公夫さんおかもときみお

亡き父と2代続けての元メガバンカー。
銀行員時代は、東証一部上場の大手不動産会社から個人の大家さんまで、融資主体に幅広く担当。
実家は祖父の代からの小規模ながらの大家さん。

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □2004年
    実家の跡を継ぎ、東京城北エリアでマンション・アパート・戸建を取得開始。

    □2008年2月
    不動産賃貸業の修行の為、不動産開発・運営会社に転職し、プロパティマネジメントの責任者となる。

    □2009年10月
    不動産収入が年間6千万円ほどになり、デッドクロスもクリアできる目途がついたことから、サラリーマンを卒業。

    □2011年
    東京エステートバンク株式会社(東京房屋®)を設立。国内・台湾・中国の投資家・会社経営者の方にコンサルティングを行っている。
不動産投資歴
  • □築44年RCマンション
    1LDK×4戸、2K×8戸

    □築28年RCマンション
    1R×10戸

    □築21年鉄骨マンション
    2LDK×6戸、2DK×6戸

    □築14年木造アパート
    1R×5戸、2DK×2戸

    □登記上築60年 木造戸建(実態は新築同様)
    2LDK×1戸

    □木造戸建てリノベシェアハウス
    2棟×10室

    □区分所有マンション
    2LDK×1戸

    □駐車場12台
    バイクガレージ26台

    □再開発予定木造戸建
    3棟
保有資格

宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
その他生損保等金融関連諸々
税理士試験科目合格
(簿・財・相・固)

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