■ 大都市圏の価格上昇は続くのか?
株式や為替取引ほど短期売買ではありませんが、不動産投資も、買い時・売り時は常に検討課題ですね。
ここ数年、東京圏を始めとして大都市圏の収益不動産の価格は上昇傾向にありました。主な理由としては次の要因があげられます。
@日銀による金融緩和政策と金融庁の融資審査基準の緩和
A相続税増税に対応した節税対策としての収益不動産の取得
B海外投資家インバウンド投資
詳しくは、「 第85話:2016年の融資動向と不動産相場はどうなる? 」と、「 第87話:マイナス金利が不動産投資家に与える良い影響と悪い影響 」を参照願います。
では、今後の不動産の価格はどのように推移するのでしょうか?
■ 都心は当面の間、高止まりか
私は、中長期的に収益不動産の価格動向を予想する時は、以下の3点を基本に据えて、海外からのインバウンド投資を付け加えて考えています。
@金融機関の融資スタンスと金利の動向
A税制の動向
Bマイホーム実需や賃貸マーケットの需給バランスの動向
まず、金利の動向ですが、デフレ状態を脱却できていない現状では、日銀は当面、今の金融緩和政策を大きく引き締めに転換することはないでしょう。
よっ...
株式や為替取引ほど短期売買ではありませんが、不動産投資も、買い時・売り時は常に検討課題ですね。
ここ数年、東京圏を始めとして大都市圏の収益不動産の価格は上昇傾向にありました。主な理由としては次の要因があげられます。
@日銀による金融緩和政策と金融庁の融資審査基準の緩和
A相続税増税に対応した節税対策としての収益不動産の取得
B海外投資家インバウンド投資
詳しくは、「 第85話:2016年の融資動向と不動産相場はどうなる? 」と、「 第87話:マイナス金利が不動産投資家に与える良い影響と悪い影響 」を参照願います。
では、今後の不動産の価格はどのように推移するのでしょうか?
■ 都心は当面の間、高止まりか
私は、中長期的に収益不動産の価格動向を予想する時は、以下の3点を基本に据えて、海外からのインバウンド投資を付け加えて考えています。
@金融機関の融資スタンスと金利の動向
A税制の動向
Bマイホーム実需や賃貸マーケットの需給バランスの動向
まず、金利の動向ですが、デフレ状態を脱却できていない現状では、日銀は当面、今の金融緩和政策を大きく引き締めに転換することはないでしょう。
よっ...
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