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スーパーカーに無理なく乗る方法。車好きの大家さんは「特権」を利用しよう【第3話】

その道のプロ/下山綾さん_画像 その道のプロ/下山綾さん

2021/8/5 掲載

最終回では、カーリースのメリット/デメリットを解説します。また、いつかは乗ってみたいと憧れる大家さんも多い(?)「 スーパーカーの買い方 」についてもお伝えします。

■ カーリースのメリット、デメリット

「 カーリースってどうなの?」と思っている方は多いのではないでしょうか? カーリースのメリットは、経費の平準化と分かりやすさです。前回、減価償却についてお話ししましたが、カーリースの場合は資産計上しないため、減価償却はされません。

その代わり、毎月のリース料が経費として計上できます。そのため、その年度の経費が分かりやすくなります。( 例:毎月10万円のリース料なら年間経費は120万円になります )。

カーリースのデメリットは、金利がかかることです。金利がかかる分、現金で一括購入した場合よりも支払いの総額は高くなります。ただ、現金を手元に残せるという点はメリットといえるでしょう。

手元に現金を残せれば、物件の頭金に使う等の選択肢が増えます。カーリースを使っている大家さんは多くいらっしゃいます。それもやはり、「 手元資金を確保したい 」という狙いがあるためです。

■ ローンを利用したスーパーカーのお得な買い方

次に、スーパーカーの買い方でおすすめの方法を紹介します。それは、オリコのニューバジェットローンを利用するという方法です。この方法を用いると、頭金なしで月5万〜10万円といった費用で高級車に乗ることができます。

2,000万円のスーパーカーを現金で購入すれば、当然その分のキャッシュが減ります。しかし大家さんなら、現金が2,000万円あったらそれを頭金に1億円の物件を買う、といった選択肢を選びたくなると思います。その時、このローンを使えばスーパーカーに乗りながら、現金も温存できるのです。

例えば、2,000万円のスーパーカーを頭金なしで購入した場合、1〜60回目は月10万円、61〜95回目は483,999円、96回目は483,988円という支払いを設定することができます。60回目( 5年 )以内に買い替えれば、ローンの支払額は月10万円を超えることはありません。

バジェットローンは、通常のオートローンにはない一部繰り上げ返済、支払額・回数の変更も可能です。また、自由に月々の金額を設定できます。ただし、初期の返済金額を抑える分、元金の減りは遅いので、リセールバリューが低い車両では入れ替えの際に現金が必要になります。

このオートローンは、減価償却を目的として車を買う方に適しています。更にリセールバリューが高い車両ですと組み合わせは最高です。一例ですが、キャッシュアウトは年間120万円、減価償却は660万円といった成り立たせ方も可能です。

注意点は、売却時に1,000万超で売れると、売った2年後に消費税課税事業者になることです。そこは事前に計算して対策を講じておく必要があります。

( 画像をクリックすると拡大します )
ニューバジェットローン支払いシミュレーション-1
最初5年間の支払いを抑えるパターン
ニューバジェットローン支払いシミュレーション-2
最初2年間の支払いを抑えるパターン

このニューバジェットローンは私自身も使っており、スーパーカーを買う方には特におすすめです。毎月10万円の支払いですむというメリットの裏には、元金があまり減らないというデメリットがありますが、スーパーカーのようにリセールバリューが高い車なら、売値で残債を支払うことも十分可能だからです。

■ 賢くお得に車に乗れるのは大家さんの特権?

しかし、忘れてはいけないことがあります。2,000万円のカーローンを組むことになりますので、ローンが通る属性でないと買えません。まだ規模が浅い方や信用属性の低い方の場合、ローンが通らない可能性があります。

スーパーカーを買うタイミングの目安ですが、私の師匠である極東船長さんや佐藤元春さんのアドバイスをお借りしますと、「 不動産を10億円買ったら1台買う 」くらいが最適であるかと思います。

ただ、いくら家賃収入が増えても、スーパーカーを贅沢品として考えてしまうと、どうしても躊躇してしまうものです。しかし、ビジネスに必要だからと考えると買えるようになります。実際、私の周りの大家さんでもスーパーカーは好きだけど、それだけが目的ではなく、税務メリットがあるから買っているという方が多い印象です。

大家さんでも、意外とこういうことを知らない方がいらっしゃいます。賢い車の買い方や、減価償却を上手く使うやり方は、通常車屋さんでも詳しく知らないことが多いからです。自動車を買う方の多くは家庭用に使うサラリーマンの方なので、減価償却など気にしていないのです。

これは逆から考えると、減価償却をうまく自分のビジネスに活かしながら、自動車を買えることは、私たちのような大家さんをはじめ、個人事業主や事業者の特権の一つと言えると思います。

ちなみに、スーパーカーを買った際の銀行評価ですが、極端な車を買わなければ、簿価を資産として見てくれると思います。しかし、決算書に車種が載りますので、きちんと「 減価償却の目的がある 」と伝えることが大切です。

これまで、「 何の車を買ったらいいと思いますか?」と数えきれないほど相談を受けてきました。「 色や車種にこだわりがないなら、リセールバリューが高い車を買ったらよいですよ 」と答えています。

でも、そればかり気にしてしまうと、「 あの人気の色が出てくるまでもう少し待ってみよう 」などと考えてしまい、何も買えなくなってしまいます。ですので、最終的には、「 好きな車を買ったらいいですよ 」と答えることになります(笑)。

大家さんでコツコツと資産規模を大きくしていくことができれば、好きな車に乗ることはそれほど難しいことではありません。スーパーカーに乗るという夢を叶えた方もたくさんいらっしゃいます。特に若い人や車が好きな人は希望をもって、事業に励んでもらえればと思います。

■ 車のある生活を楽しみましょう

全3回にわたってご紹介した「 大家さんのための得する車の買い方 」、いかがでしたでしょうか?

私は職業柄、車で損をする訳にはいきませんので、リセールバリューや減価償却などに注意して車を買っています。しかし、そういったことを考えずに自分が好きな車を買うことも、車を楽しむには必要なことだと思います。

お得な車の買い方を知った上で、そういった車を選んで買うか、そこは気にせず好きな車を買うか、どんな選択をするのも自由です。不動産賃貸業を行う皆さんが、車のある生活を楽しんでくれたら嬉しいです。

札幌にいらっしゃる予定のある方や、現在お住まいの方にはアドバイスができると思います。ご入用の際には私やスタッフにお尋ねください。

プロフィール

■ 下山綾(しもやまりょう)さん

下山綾さん

BRIDGE札幌 代表
東部ダイハツ株式会社 常務執行役員
モデナスポーツカーズ株式会社 社外取締役
株式会社ブルーエステート 代表取締役
株式会社ブリッジエステート 代表取締役


■ 経歴

□1978年
北海道札幌市生まれ
スキーとサーフィンとバンドと車の学生時代を過ごす

□2001年 トヨタディーラー入社

□2012年
ディーラーを11年勤め退社、ジョイカル下手稲通り店開店

□2013年
任意売却の自宅近所木造アパートを購入し、不動産賃貸業開始

□2014年
株式会社ブルーエステート設立、代表取締役に就任
ジョイカル西宮の沢店開店

□2018年
モデナスポーツカーズ株式会社 社外取締役に就任

□2019年
ジョイカル石山通り店開店

□2020年
ジョイカル札幌3店舗の屋号をBRIDGEへ変更
株式会社ブリッジエステート設立、代表取締役に就任

□2021年
満室家賃年収1.1億円、返済比率約48%

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