昨日の前編に続き、サラリーマンのかたわら、茨城県土浦市で二棟の「 高齢者向きアパート 」を運営する鈴木かずやさんにお話をうかがいます。
社会貢献をしながら、リフォームや諸経費を加味した実質利回りで30%以上を達成できたという「 高齢者向きアパート 」。後編の本日は、どのような物件を選べばいいのか、2棟目以降の入居状況、将来の目標などをうかがいました。
■ 高齢者用の部屋だけDIYで手すりなどを取り付け
華子
アパートの作りについて教えてください。高齢者向きアパートは、他のアパートと何が違うんでしょう?高齢者以外の方が住んでいても、高齢者向きアパートと謳って問題はないのでしょうか?
鈴木かずやさん
はい。建物自体は普通の1Kのアパートですので、住みたい方がいれば、誰でも受け入れています。実際に、大学に近いからという理由で入ってくれた女子大生の方がいました。
高齢者さん向けの部屋と他の部屋との違いですが、高齢者さんの住む部屋だけ、断熱材を増やす、玄関や部屋の中の転倒の危険がある場所に手すりを取り付けるなど、細かいリフォームを入れています。これはDIYでできるので、費用は数千円~数万円程度です。
ちなみに...
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