昨日の前編に続き、政府系金融機関に勤務する都内在住のサラリーマン大家・新築フロンさんにお話をうかがいます。間取りを考える時のポイント、コストを削るために実践していること、区分マンションを買う理由、セミリタイアについての考え、今後の金融機関の動きなど、たくさんの質問にお答えいただきました。
■ 間取りのプランニングの際に心がけていること
華子
新築物件を建てる時に工夫していることを教えてください。
新築フロンさん
入居者が実際に生活する場面を想像して、家具や家電の配置なども考えながら、住みやすくて無駄な導線がない住居にすることを大切にしています。間取りは自分で考えていますが、幸い、入居者さんからは高く評価してもらっています。
都内東部に16平米のアパートがあるのですが、ここはバスタブをやめてシャワーと洗面台を入れました。狭いながらも水回りをギュッとまとめ、居室を広げることを意識したところ、住んでいた若い設計士さんが、「 この広さなのに必要な設備が全部そろっていてすごい。誰が作ったんですか? 」と誉めてくれました。
16平米ワンルームの室内、バスタブをやめて洗面台を導入した
ファミリータイプの部屋では...
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