昨日の前編に続き、平成生まれのサラリーマン大家・毛利ケンさんに登場いただきます。後編の今日は、2年2ヵ月で家賃収入が約2,300万円になった毛利さんが、スピーディな規模拡大と同時に行っている入居率を上げるための営業活動、壁にぶつかった時の対処法、これから始める人に伝えたいこと等を語っていただきました。
■ 空室率の高いエリアで満室を維持するための工夫
華子
すごいスピードで買われていますが、入居率はいかがですか?
毛利ケンさん
ほぼ満室です。一棟目のアパートは購入時、9室中3室が空室でした。ネットを見たら、同じ駅に似たような空室が山ほどあったので、待っているだけでは埋まらないと思い、大家の名刺を作って、物件のある沿線のほとんどの不動産仲介会社に営業に行きました。
その物件は約2カ月で満室になりました。営業には、保有物件の最寄り駅や周辺駅、池袋、新宿、渋谷などのターミナル駅にもたくさん回ったので、今は約400人分の仲介担当者のメアドを持っています。それをリスト化して、空室が出るたびにメールで情報を流しています。

リフォーム中(写真はDIYを手伝ってくれた友人)
華子
安い物件は、空室率が高いエリアに...
この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる