今回の大家列伝は、娘さんが自律神経失調症という病気になったのを機に不動産投資を開始し、アパートと戸建てで家賃年収約500万円という神戸のちえざぶさんにお話をうかがいます。
相談に行った不動産会社にすすめられ、初めて買ったアパートはなんと1年間の空室。損切も経験したちえざぶさんが、次に選んだ物件とは? 貴重な失敗談とそれでも諦めなかった理由等を語っていただきました。
■ 病気の娘の将来のために安定収入を作りたかった
華子
自己紹介をお願いします。
ちえざぶさん
ちえざぶと言います。大阪府で生まれ育ち、結婚を機に兵庫県民になりました。会社員の夫と息子、病気療養中の娘、私の4人家族です。長く会計事務所に勤めていましたが、今年1月に退職しました。
2016年から不動産賃貸業を始め、現在築古のアパート2棟6戸と戸建3戸、合計5棟9戸の物件を所有しています。家賃収入は約500万円です。また、神戸を拠点に全国的に大家の学びと情報交換の場を提供する「DX大家の会」が発足した2018年から、事務局をしています。
華子
不動産投資を始めたきっかけを教えて下さい。
ちえざぶさん
娘が中学校1年のときに、
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