今回の大家列伝は、広島で大家として活動されているチャンカジさんにお話を伺います。地方の築古戸建を現金購入し再生する、という昨今人気の投資手法に10年以上取り組まれています。不動産投資の背景にある人生についても、赤裸々にお話いただきました。
ご家族との時間を大切にされ、今では終始笑顔のチャンカジさんにも、仕事と家庭の狭間で思い悩んだ過去がありました。前編の今日は、不動産投資を開始するまでの経緯を中心にお話しいただきます。
華子
自己紹介をお願いします。
チャンカジさん
チャンカジと申します。現在51才、2009年から不動産投資を始めました。すべて中古で、戸建9棟、中古アパート2棟、区分1室を所有・運営しています。現在の家賃年収は約620万円。当初の物件は現金で買っていたので、融資を受けている分はリフォーム資金の900万円ほどです。一般企業で正社員として働いている妻と息子の3人暮らしです。
550万で購入した4号戸建。185万かけてリフォーム。家賃9.8万円で診療所として賃貸中。
華子
不動産投資を始めた当初の状況やきっかけを教えてください。
チャンカジさん
私の実家は、社員10名ほどの
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