今回の大家列伝では、東北の岩手で不動産賃貸業の傍ら、建設業や不動産売買、コンサルティング事業を行っている東北ササカマボコさんに登場していただきます。高校卒業後に就職した先で、世の中の厳しさや仕組みを学んだそうです。
■ 夜も寝ずに働いた20代
華子
自己紹介をお願いします。
東北ササカマボコさん
はじめまして、東北ササカマボコと申します。岩手県で不動産賃貸業を中心に、建設業や不動産仲介などを行う会社を経営しています。ちなみに、「 東北ササカマボコ 」 という名前は、加藤ひろゆき先生に付けていただきました。
1974年生まれの、団塊ジュニアの年代です。3人兄弟の末っ子で、岩手県の久慈市で育ちました。母親はシングルマザーで3人の子育てをしており、家は貧しかったです。物心つくあたりから、「 他の友達の家と環境が違う 」と感じていました。
そのことは親にも言えず、ずっと心に秘めながら過ごしてきました。家には車がなく、遊びにも連れて行ってもらえず、夏休みに旅行することもありませんでした。他の家庭がうらやましく、そういう思いで幼少期を過ごしましたね。
華子
ご苦労されたのですね。
東北ササカマ
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