最初は不動産賃貸業に懐疑的だったものの、年々豊かになっていく兄の極東船長さんの姿を見て、自分も不動産をやってみようと思った力さん。しかし、チャレンジ精神豊富な力さんは、アパート経営を始めてからも、コインランドリー、民泊など、新たな事業を展開したのだとか。そんな石垣力さんが次に目指すものとは。後編もお楽しみください。
■ 兄に内緒で始めた事業
華子
不動産賃貸業を始められてからは、不動産一本に絞られたのでしょうか?
石垣力さん
いいえ、新築の2棟を建てた頃に、コインランドリー事業も同時に始めました。アパート経営の将来の人口減や空室リスク等への不安がぬぐい切れなかったのです。それで、リスクヘッジの為に別事業を同時に始めたいと思いました。
コインランドリーのリース契約は7年で、機械の寿命は約20年。リースが終わる8年目以降は毎月20万円プラスのキャッシュフローが12年続き、トータルで3,000万円は利益が出ると予想していました。兄に話すと、「 7年後に儲かるより、今すぐ儲かる方がいいぞ 」と、笑いながら諭してくれましたが既に計画は進んでいました。
7年後は儲かるので最初は利益が出なくても
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