今回の大家列伝は、30代のサラリーマン時代に不動産投資を始め、今年で大家歴33年という専業大家の石井豊さんに登場いただきます。バブル崩壊で痛手を負って学んだこと、年々厳しくなる市場への対応、「 今ならこうする 」という反省点など、長年、市場に身を置いてきたベテラン石井さんに率直な質問をぶつけてみました。
■ 不動産投資歴33年で36棟の物件を購入
華子
自己紹介をお願いします。
石井豊さん
札幌で専業大家をしている石井といいます。昭和25年生まれの67才で、不動産投資を始めて33年になります。33年間で購入した物件は36棟です。
( ※編集部注:33年の間に売買した物件の購入価格と売却価格を本ページの一番下にある表で確認できます )
華子
石井さんは、地元の大家さんから「 大家界のレジェンド 」と呼ばれていると聞きました。33年の間には、様々な経験をされたのでしょうね。現在の規模はどのくらいですか?
石井豊さん
レジェンドなんてとんでもないです( 笑 )。規模は拡大に励んだ時期もありましたが、子育ても終わったので売却を進め、今は戸建を中心に18棟、40室を所有しています。毎月の家賃収入は個人と法人...
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