今回の大家列伝は、鹿児島の久保力也さんにお話をうかがいます。29才でアパートを新築し、「 あまりにもアナログな不動産業界の体質 」に驚いた久保さん。それ以降、新しい空室対策を編み出したり、不動産関係者の意識改革のためのセミナーを開催したりと、アグレッシブな活躍を見せています。8室中5室の空室から逆転したお話、モチベーションの源など、満室経営へのヒントが満載です。
■ 8室中5室が退去になり、持ち出し発生の大ピンチに
華子
自己紹介をお願いします。
久保力也さん
鹿児島生まれの鹿児島育ち、現在も鹿児島でアパート経営をしながら、セミナー講師や勉強会の主宰などをしている久保力也です。2007年に母親が体調を崩したのを機に、会社を辞めて、家族経営の不動産会社を継ぎました。それから、色々な活動をしていますが、テーマはどれも同じ。「 賃貸業を通じて、世の中をよくしたい! 」ということです。
華子
地元への愛情が伝わってくる自己紹介ですね。不動産投資を始めたきっかけを教えてください。
久保力也さん
実家は大家業ですが、学生時代は全く興味がなく、父から『 金持ち父さん 貧乏父さん 』をプレゼントされたときも、...
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