今回の大家列伝に登場いただくのは、世田谷区内に複数の区分マンションを所有し、不動産会社を頼らない独自の方法で高い入居率を維持している中川寛子さんです。不動産関係のライターやセミナー講師としても活躍する中川さんに、少し変わった入居付の工夫や、最近のお仕事の話などをお聞きしました。
■ 一戸目を購入したのは20代後半のとき
華子
自己紹介をお願いします。
中川寛子さん
本業はライターです。不動産投資の本では、共著で「 ど素人がはじめる不動産投資の本 」というものがあります。個人の体験談以外の初心者向けの本がなかったので企画しました。お陰様で好評で現在7刷目です。3・11以降は地盤に関するセミナー等も行っています。
大家としては、20年以上前から東京・世田谷区内の区分マンションを複数、所有しています。世田谷区ばかりなのは、知りあいの家や飲み屋さん等に行く機会が多く、土地勘があったから。区分が好きなのは、ラクだからです。ずっと自主管理ですが、大きなトラブルもなく順調に運営できています。
華子
不動産投資を始めたきっかけを教えてください。
中川寛子さん
父方も母方も実家が大家業をしていたので、社会人になると「...
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