昨日の前編に続き、千葉県在住のサラリーマン投資家、斉藤国正さんに登場いただきます。東京と千葉の少額・高利回り物件を中心に12棟14室を所有する斉藤さんが、不動産価格が上がった昨年、今年に買った物件はどんなものなのか?
後編の今日は、斉藤さんが、都内の再建築不可物件を買う理由、サラリーマン大家は物件を売らない方がいいと感じるワケ、少額・高利回りの投資手法を経て次に目指すステージなど、より詳しいお話をうかがいました。
■ 購入から3ヵ月後にテラスハウスが全焼
華子
右肩上がりで順調に来ているように感じますが、トラブルも経験されましたか?
斉藤国正さん
はい。2017年に560万円で買った馬橋駅( 千葉県松戸市 )近くのテラスハウスで、火事が起きてしまったんです。この物件は、日本政策金融公庫から570万円を借りて購入したのですが、買って3ヵ月後に全焼しました。
テレビのニュースでも放送されるほどの火事だった
建物滅失登記やら、共有持分の皆さんとの話し合いやら、残った土地の共有部分全部の一括売却やら、消防への届出やら、大変な目にあいました。
でも、家賃収入15万円(3 カ月分 )、火災保険700万円、土地売...
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