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空前の貸し手市場が続く仙台の実態と大家の胸の内【後編】

大家列伝/菅原貴博さん_画像 大家列伝/菅原貴博さん 著者のプロフィールを見る

2014/4/28 掲載


前編に続き、仙台を中心に8棟64室の賃貸物件を所有する菅原貴博さんにお話をうかがいます。復興バブルが続く仙台で今、物件を買っている人たちについて、これから不動産投資を始める人への注意点など、震災前の仙台を知っている菅原さんならではの冷静な視点に注目です。

■ 震災直後の安くなった物件を買いに来た投資家

華子
震災前に比べて、仙台では物件が不足し、賃料も上がっているそうですね。


菅原貴博さん

そうです。その中で物件を買っているのは、建設業で儲かり過ぎてしまい、税金対策として銀行から不動産の購入をすすめられたという経営者が多いようです。彼らは償却資産が欲しくて買っているので、利回りなどは気にしません。もちろん、不動産投資家で買っている人たちもいます。私個人は、ストライクゾーンに入る物件がないので買っていません。

華子
震災直後は、かなり利回りの高い東北の物件が市場に出ていましたが、ご存じでしたか?

菅原貴博さん
そういう話を後から聞きましたが、地元の人間はそれどころではなかったですから・・・。人から聞いた話ですが、阪神大震災直後の値下がりと、その後の戻りを見ていたファンドや企業、投資家さんが、けっこ...

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プロフィール

■ 菅原貴博さん

sugawarasan

仙台在住、家族は妻と二人の娘
ブログ「仙台大家の会現地世話人・みさパパのブログ」

■ 経歴

□1971年
仙台市内で生まれる

□1995年
地元の大学を卒業後、地元で就職

□2002年
大学の同級生だった妻と結婚

□2004年
前年、妻の出産をきっかけとして
不動産投資を始める

□2011年3月
東日本大震災が発生

□2012年
セミリタイヤして専業大家になる

※リタイヤ時の賃料収入は約4,700万円

■ 不動産投資に関する経歴

□2004年4月
1K×10戸の木造アパートを購入
→2009年に売却

□2007年2月
1K×16戸の木造アパートを購入
→2013年9月に売却

□2007年9月
1K×20戸のSRCマンションを購入

□2008年
成り行きで、仙台大家の会の現地世話人になる

□2008年10月
2DK×25戸のRCマンションを購入

□2010年2月
2K×6戸の木造アパートを購入

□2010年3月
3DK×2戸の木造平屋を購入

□2011年3月
東日本大震災が発生、仙台の賃貸市場が大きく変わる

□2011年4月
2LDK×6戸のデザイナーズアパートを新築

アパート1

1LDK×4戸のデザイナーズアパートを新築

アパート2

□2012年3月
約20年勤めた公務員を退職

□2012年3月
3LDKの木造戸建てを購入

■ 大家の会をうまく使える人の特徴3つ

1、ネットだけでなく、勉強会やその後の懇親会にも積極的に参加して、「顔が見える仲間」を増やしていける人

2、人を紹介してもらったら、その後の経過報告を徹底するなど、人づきあいのルールをきちんと守れる人

3、名刺交換をした後で、すぐに相手にあいさつのメールを出すなど、その場だけでなく、その後の関係を大切にできる人

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