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6億円の女性不動産オーナーYokoさん【前編】

不動産投資-大家列伝/Yokoさん_画像

1. Yokoさん紹介
投資総額6億円、都内に2棟のRCマンションを所有する投資家☆Yokoさん。彼女は特許翻訳という技能を生かし、二人のお子さんを育てているシングルマザー。穏やかな笑顔が素敵なYokoさんですが、不動産投資を始めた背景には、意外な事情があったといいます。


2. きっかけはユダヤ人の義父の言葉
華子
こんにちは。お仕事が忙しい中、本日はお時間をいただき、ありがとうございます。

Yokoさん
いえいえ。今月は書籍の企画と執筆に集中するために、あまり仕事は入れていないんです。実は、私には「 投資と執筆活動をしながら世界中を旅して暮らす 」という夢があって、今は一冊目の出版に向けて準備を進めているところです。

華子
ステキな夢ですね。女性版のジム・ロジャーズのようです。ところで、Yokoさんの経歴を簡単に教えていただけますか?

Yokoさん
出身は東京都練馬区です。父は株が趣味の自営業者でしたが、借金が嫌いで、家は小さな借家でした。結婚するまで、妹と二人で4畳半の部屋を使っていたんですよ。自分が不動産投資をしているのはそのときの反動かな、と思うときもあります。子供時代はとにかく自信がなくて、授業中に手も挙げられないようなタイプでした。

華子
今のアクティブなYokoさんからは想像もつかないですね。引っ込み思案だった自分を変えるきっかけは、どこにあったのでしょうか?

Yokoさん
短大入学時に「 今の自分には何もない。このままじゃダメだ 」と思い、ハードな練習で知られるESS( English Speaking Societyの略、英会話部 )に入部しました。そこで鍛えられて「 英語を話すもう一人の自分 」という人格を得られたのが大きかったですね。

華子
なるほど。「 自分を変えたい 」という気持ちを行動に移したのが良かったのですね。そこから、不動産投資へはどうつながったのですか?

Yokoさん
短大卒業後、外資系の企業に就職し、数年後にCitibankに転職しました。不動産投資に興味を持ったのは、25歳で結婚したイスラエル人の夫の父親が、ゼロから始めた不動産投資で成功していたからです。

華子
おおー、なんだかものすごくインターナショナルな展開ですね。

Yokoさん
とくに衝撃を受けたのが、義父が義姉の家を指しながら、「 この家は、最初に2世帯分を造って、1世帯を売却したお金で代金を支払ったから、実質はタダなんだよ 」と説明してくれたときです。家は苦労しないと買えないというイメージがあったので、「 こんな方法があるんだ 」と驚きました。本田健さんの本に「 ユダヤ人大富豪の教え 」がありますが、私はそのリアル版です・笑


3. 最初の投資は株から
華子
なるほど。それですぐに、不動産投資を始めたのですか?

Yokoさん
いえ、結婚してすぐに赤ちゃんが生まれて、それどころではなくなってしまって。実は、主人との関係も良好とはいえず、精神的にもつらい時期でした。今思えば、すぐ別れればよかったのですが、その時は「 自分の努力が足りない 」と考えてしまったんです。

華子
・・・そんなことがあったんですか。

Yokoさん
専業主婦の生活にもなじめず、上の子が1歳になった頃から保育園に預けて、翻訳のアルバイトを始めました。主人は「 財布は2つあった方がリスクヘッジになる 」という考えだったので、私が働くことには大賛成でした。

華子
翻訳家になるのは難しいと聞きますが、帰国子女ではないYokoさんがプロになるのは大変だったのでは?

Yokoさん
そうですね。でも、子育てと両立できて一生続けられる仕事をと考えたとき、それしか思いつきませんでした。それで、ハローワークで募集していた特許翻訳のチェックの仕事に応募しました。時給900円くらいで、2年ほど働いたかな。下積み時代という感じですね。

華子
その頃は全く投資はしていなかったのですか?

Yokoさん
いえ、実の父の影響で独身時代から株を始めていました。6カ月続けて、毎月100万円以上のプラスになったこともあります。主人が結婚後にイギリスに留学したりして、金銭面で頼ることができなかったので、利益は生活費の足しにしていました。

華子
仕事とトレードと子育てとの両立は大変だったでしょうね。

Yokoさん
でも、子供はがんばる原動力にもなってくれました。2人目の子を妊娠したとき、「 子供たちが小さいうちがチャンス。自分も一緒に成長していきたい 」と思い、フリーの翻訳家になることを決意しました。翻訳会社のトライアルに合格すると、仕事が入ってきました。そこからもう15年になります。独立してから、株はIPOしかやっていません。翻訳の仕事の方が効率がいいので。


4. 知識がないと損をする
華子
フリーになって、何が一番変わりましたか?

Yokoさん
大きいのは収入ですね。アルバイト時代より増えたのはもちろんですが、銀行員の頃と比べても数倍になりました。ただ、この頃は税金の知識がなかったので、今思うともったいないことをしたと思います。その後、節税の意味もあって会社を作りました。

華子
Yokoさんは数字や税金の仕組みなどに強そうですよね。

Yokoさん
とんでもない! 数字は大の苦手で、直観型の人間なんですよ。

華子
ええ? それは意外です。では、どのような方法で投資のノウハウなどを得ているのですか?

Yokoさん
本やセミナーですね。以前、某企業のお得意様に配られるはずだったIPO株が手に入ったのですが、売るべきタイミングを知らず、大きな利益を取り損ねたんです。この時、「 知識がないと損をする 」と実感し、それ以降は特に勉強しています。

華子
不動産投資についてはどのような勉強をされましたか?

Yokoさん
2002年に、さくら事務所の長嶋さんが主宰していたエクシードという勉強会に行ったのが最初です。本もよく読みましたね。

華子
そこから、最初の物件を買うまでにどのくらいかかったのでしょうか?

Yokoさん
2003年に440万円で購入した板橋区のワンルームマンションが最初の物件です。株の師匠から、「 安い物件がある 」と紹介されて、現金で買いました。このときは不動産投資というより、単なる投資のひとつという感覚でしたね。

華子
運営は順調でしたか?

Yokoさん
買ってから6年後に売却するまで入居者が変わらず、その間の家賃が利益になりました。売却益も少し出たんですよ。区分を購入した翌年、マイホームを建てるという夢を叶え、次はいよいよ一棟物をと思ったのですが、現実は厳しかったですね。

華子
どういうことですか?

Yokoさん
融資の相談をしに銀行に行っても、「 あなたは母親なんだから、投資よりも家族を大事にしたら 」と門前払いされてしまって…。会社の決算書も見せているのに、相手にもしてくれないんです。この頃、競売も5回ほど入札しましたが、落札できませんでした。

華子
自営業の方は融資を受けるのが大変だと聞きますが、女性だとさらにハードルが上がるんですね。

Yokoさん
そうなんです。でも、翻訳の仕事は体を壊したら終わりですから、家賃収入を諦めるわけにはいきませんでした。この頃、夫との関係は破綻していたので、特にお金の問題は切実でしたね。流れが変わったのは、2007年です。あるDVDをきっかけにメンターに出会い、その後、2棟のRCマンションを購入しました。

華子
諦めずにいれば道が開けるんですね。一棟マンションの購入については、後編で聞かせてください。

Yokoさん
はい。よろしくお願いします。


華子 編集後記
翻訳家を目指すまでの過程、一棟物マンションの購入に至る道のり、そのどれもが苦労の連続なのに、Yokoさんは笑顔で取材に応じてくださいました。向かい風に帆を立て、人生を切り開いてきたYokoさんの力強さに、華子は同じ女性として大いに勇気をもらいました。次回はフルローンで購入した2棟のマンションについて詳しい話をうかがいます。お楽しみに。

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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 投資家☆Yoko さん( 仮名 )
Yokoさん

職業:特許翻訳者、不動産投資家
独身( 家族は子ども2人と犬2匹 )
夢は旅をしながら仕事や投資をする 旅行投資家&翻訳者&作家になること。

投資家☆Yokoさんのブログ

■ 投資家☆Yokoさんの年表

□2002年
不動産投資の勉強をはじめる。
最初に行ったセミナーはエクシード

□2003年
東京都板橋区にワンルーム( 区分 )を現金( 440万円 )で購入。

□2004年
JR立川駅から徒歩12分のところに一戸建て( 4LDK、自宅兼オフィスだけれどもキャピタルゲイン狙い )を分離発注で建築。

□2007年
子育てや自宅の建築などで2002年以降、少し休んでいた不動産投資の勉強を再開。藤山勇司さんのセミナー、大家さんの物件見学会、IZUMI塾OBのセミナーや飲み会等に参加。この年、競売物件にも数回、挑戦したが、落札できなかった。買付を入れても一番手になれなかったり、銀行から門前払いされたりという状態が続いた。

お宝不動産のセミナーDVD、「 3年で10億円の不動産を買った普通のサラリーマンに学べ! 」で松村裕一氏を見て、アドバイザーになってもらう。

□2008年
IZUMI塾第5期を受講し、同期生やOBと話すうちに、借金に対する心理的なハードルが低くなる。

東京都小平市にRC5階建てのマンションを購入
1階と5階は店舗。2階から4階は事務所、2DK、3DKの20戸
約3億円

□2009年
2003年に購入した板橋区のワンルームを売却。一度も入居者が入れ替わらず、まさに不労所得だった。

□2010年
東京都三鷹市にRC4階建てのマンションを購入
3LDK×21戸
約3億円

これまでの投資総額は約6億円

■ 過去に影響を受けた著名人

□松村裕一氏
卓越した行動力とリスクマネジメントは圧巻。

□泉正人氏
素直さと器の大きさが魅力。

逢坂ユリ氏
投資家としてすごいと思う。

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