前回、入居者さんが亡くなった時は、不動産投資歴13年間でも初めてのことだったので、次は10年後くらいかなと呑気に考えていたのですが、なんと半年で2件目が発生してしまいました。
■ 死と隣り合わせだった消防士時代
前職の消防士時代には、消防隊で13年間、救急隊で7年間働いていたので、凄惨な現場は数多く経験してきました。
少し話が飛びますが、最も衝撃を受けたのは、1歳、2歳、3歳の兄弟児の焼死です。今でも鮮明に思い出せます。通報者の両親も錯乱状態だったため、救急隊の我々には詳細な現場情報は全くありませんでした。
「 ボヤで子供が怪我をした 」くらいの情報だけでした。現場に到着すると2LDK×4の2階建て木造アパートの2階の共用廊下に、1歳、2歳、3歳の3人兄弟が横になって並んでいました。呼吸、脈を確認すると3人とも心肺停止です。
しかも部屋の中からは煙が出ています。火災の通報ではなかったので、消防隊は来ていません...
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