サラリーマン大家の斉藤です。前回は「 金融機関が行う不良債権処理について 」でした。今回も私、斉藤のサラリーマンとしての仕事、債権回収に関する話をしたいと思います。
さて、「 不動産投資 」と「 借入 」は切っても切れない関係にあります。金融機関から資金を借りることに対して、恐怖を感じる人は多いですし、家族も借金には原則反対するのが日本の伝統です。
なぜ恐怖を感じるのかと言えば、「 借金が返せなくなったら大変だ 」という意識があるからでしょう。では、具体的にどんな大変な目に遭うのでしょうか?
実際の延滞・回収の現場について、金融債務を返済できなくなってしまった債務者を専門に担当してきた私が知る限りの回収の現場を一部紹介します。
不動産を購入するために金融機関から借入をした場合。返済不能になって数カ月( 大体6カ月 )で「 期限の利益喪失( きげんのりえきそうしつ )」という状態に追い込まれます。
「 期限の利益 」とは「 借入を分割で返済する権利 」のことであり、毎月決められた金額を払っていればそれ以上何も請求されない権利のことです。
「 昨日貸し...
さて、「 不動産投資 」と「 借入 」は切っても切れない関係にあります。金融機関から資金を借りることに対して、恐怖を感じる人は多いですし、家族も借金には原則反対するのが日本の伝統です。
なぜ恐怖を感じるのかと言えば、「 借金が返せなくなったら大変だ 」という意識があるからでしょう。では、具体的にどんな大変な目に遭うのでしょうか?
実際の延滞・回収の現場について、金融債務を返済できなくなってしまった債務者を専門に担当してきた私が知る限りの回収の現場を一部紹介します。
■ まず「 担保を売却 」して返済に充当させられる
不動産を購入するために金融機関から借入をした場合。返済不能になって数カ月( 大体6カ月 )で「 期限の利益喪失( きげんのりえきそうしつ )」という状態に追い込まれます。
「 期限の利益 」とは「 借入を分割で返済する権利 」のことであり、毎月決められた金額を払っていればそれ以上何も請求されない権利のことです。
「 昨日貸し...
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