
元祖「二刀流」・宮本武蔵
「 エリート」サラリーマン 」VS「 ソコソコ 」サラリーマン + 不動産投資
一般的に年間1,000万円以上の給料を得るサラリーマンは全サラリーマンのうち、約4%と言われています。この水準の年収を若くして稼いでいる人達は、いわゆる「 エリサー( エリートサラリーマン ) 」と呼ばれます。
この層に入るためには、経済系雑誌の特集で取り上げられるような一流大企業に入社するか、M&A仲介で有名な会社や有名経営コンサルティングファーム等でモーレツに働くしかありません。
高い学歴は当然としてハイレベルな仕事を、長時間こなすことで手が届く。それが年収1,000万円の世界と言えましょう。
その他96%はソコソコの給料で満足せざるを得ない「 ソコソコ 」サラリーマンなのです。そして私もソコソコサラリーマンから社会人を始めました。
私も年収1,000万円に憧れていた
私は最初、年収1,000万円を「 弁護士 」になることで達成しようとしましたが、挫折。その後、成果報酬型の営業会社に就職して年収1,000万円を目指しました。
しかし、あまりにブラックな労働環境についていけずにこちらも挫折しました。そして27歳、無一文の状態で年収350万円の中規模な会社のサラリーマンに落ち着きました。
その会社では50代、役員になってやっと、ギリギリで年収1,000万円になるかならないかという給与体系でした。サラリーマンだけで年収1,000万円になるためには役員になれる50代まで待たねばいけません。
「 結婚をして世帯年収を上げる 」という誤った戦略
私はまず、結婚⇒共働き⇒収入合算 これですぐに「 世帯 」年収1,000万円になれる! というアイディアを実行に移しました。結果、確かに妻と給料を合算したら「 350万円+450万円で800万円 」に到達。
さらに不動産( 中古区分ワンルーム )を1つ買ったらさらに家賃収入が年間100万円程入ってきて、年収は900万円にまで到達しました!
しかし、すぐに結婚で年収を上げる戦略は得策ではないと判明します。夫婦に子供ができると妻は産休、育休に突入。子供ができたこと。それ自体は喜ばしいことですが、産休・育休期間に世帯年収は半減します。
さらに子供の養育費が加算され、妻は保育園の送迎のために時短勤務となり、保育料もかかるので、職場復帰後も年収は下がったままです。さらに私たち夫婦は二人以上子供が欲しかったので、二人目、三人目でも同様の年収引き下げ圧力が働きます。
結論として、子供を作る場合、結婚には「 年収を上げる 」という機能はありません( そもそも結婚に年収を上げることを期待することが間違いでした )。
サラリーマン+不動産投資という隠し通路
一部の私立大学には「指定校推薦制度」という制度があり、厳しい一般受験の競争を回避して一流大学に入学できる制度があります。
また国立大学の一部では『編入』と言う制度があり、短期大学を優秀な成績で卒業見込みだと、3年から国立大学へ編入することができます。まさに受験界の隠し通路です。

実は年収1,000万円に到達するにも、「 隠し通路 」的な抜け道があるのです。それは結婚して世帯年収を上げることではなく、「 不動産投資をする 」ことなのです。
平均的な収入額は東京都では年600万円程度です。その年収に加えて投資金額4,000万円を利回り10%になる不動産を買えば「 600万円+400万円=1,000万円 」。
あら不思議!年収が1,000万円となり、一流大学卒、一流企業に勤務するエリートサラリーマンに追いついてしまいました。
1つ失っても「 もう1つある 」安心
「 エリートサラリーマンの年収1,000万円 」と、「 ソコソコサラリーマン年収600万円+不動産投資で年収400万 」では、ソコソコサラリーマンの方が安定感があります。
なぜならば、仮に病気で働けなくなってしまった場合、エリートサラリーマンは年収がゼロになってしまいますが、ソコソコサラリーマン+不動産投資では400万円の年収が残ります。
まるで医療保険のように収入をカバーしてくれる存在なのです。( さらにその浮いた保険料で繰り上げ返済してしまいましょう。)
出世競争に参加しなくても増える年収
エリートサラリーマンの出世競争は苛烈です。なぜならばエリートサラリーマンは、エリートサラリーマン同士の出世競争を戦って勝利する必要があるからです。
サラリーマン1本でやっていく場合、年収を上げる主な手段が「 出世のみ 」となるので、似たようなレベルの相手と死闘を繰り広げなければいけないのです。
「戦い」とは、戦う者同士の力が拮抗すればするほど激しくなるものです。さらに、仮に出世できたとしても、管理職になって部下のマネジメントをしなければいけなくなります。部署成果への責任を負い、さらに部下の育成まで責任を負うことになります。
そうして得られた、「 エリートサラリーマンの年収1,500万円 」が、「 ソコソコのサラリーマン年収800万円+不動産投資年収700万円 」と、簡単に並ばれてしまいます。
低ストレスでソコソコサラリーマンをしながら、平日9時5時勤務で土日祝日、有給休暇年間20日フル消化しつつ、不動産投資をする。魅力的なライフスタイルです。
そんなにうまくいくのか?
私は不動産投資12年の前半は借入を使わずに投資を進めてきました。給与も増えて不動産からのキャッシュフローも増えてから、借入を併用し始めました。結果、動産からのキャッシュフローは年間700万円程度まで増えました。
株式、FXではそうはいかないでしょう。不動産は物件価格の上下はあるものの、比較的緩やかな価格変動カーブを描きます。投資実行前に適正な査定とシミュレーションを行うことが前提ですが、「 再現性が高い投資手法 」であると言えます。
もちろん「 絶対 」とは言えませんが、私の知る限り、他のあらゆる投資手法よりも、「 うまくいく可能性が高い 」と言わせて頂きます。
サラリーマン+不動産投資=鬼に金棒
労働者としての地位を持つサラリーマンの給料は、勤務先が破産してしまったとしても最優先で支払いが受けられるほど強い法律的な保護が与えられています。これがフリーランスの下請けであれば雀の涙のような破産配当しか貰えません。
労働者とは、それほどに「 守られ 」、「 安定している 」のです。普通の会社で労働をしているだけでも贅沢をしなければ、生活費に困ることはありません。そんな安定しているサラリーマンがさらに再現性が高い不動産投資をしたらそれはもはや、鬼に金棒です。

最後に
まだ投資用不動産を持っていないサラリーマンの皆さん、「 鬼に金棒 」の不動産投資を、今年こそ、スタートしてみてはいかがですか!
※ちなみに!私の人生初の投資用物件( 都内中古ワンルーム )は健美家さんの掲載物件でした。