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新型コロナの濃厚接触者になって感じたこと。「断る力」を発揮すべきとき。

極東船長さん_画像 極東船長さん 第100話

2020/7/29 掲載

今月初旬にとある地方から古い友人と、その知り合いのAさんがオイラの事務所へ遊びに来てくれました。

古い友人の知り合いAさんは、前日から若干風邪気味だと言うので常備していた風邪薬をお渡ししてから1時間半ほど事務所内で昼食をしながら情報交換をしました。それから1週間後、Aさんの住むある地方の保健所から連絡が入りました。

「 先日極東さんのところへ訪問されたAさんが新型コロナウイルスに感染し現在肺炎を伴い入院されました 」

「 極東さんはAさんの濃厚接触者となりましたので今後は地元の保健所と連携してPCR検査を受けてください 」

いつかはこのような場面があるとは思っていましたが、実際にその場面になると色々なことが頭をよぎります。そのAさんと会食した翌日から年老いた母を連れて亡き父のお墓参りへ出かけていたからです。

地元まで車で片道7時間、往復14時間を共に狭い車内で過ごしました。もし、オイラが原因で老いた母に新型コロナウイルスを感染させてしまっていたら、自分の行動を悔やんでも悔やみきれません。

翌日に直ぐにPCR検査予約をして、翌々日には陰性と連絡を頂き安心をしましたが、その後1週間は毎日体温と体調確認の電話を受けることになりました。

Aさんが風邪気味だと聞いた時に、違和感が一瞬芽生えたのですが、旧友とは10年ぶりくらいの再会でしたし、わざわざ訪ねてくれた喜びもあり、その場でお引き取りをお願いすることができませんでした。

今思えば、違和感が生じたのですから、オイラは次のように言わなければなりませんでした。

「すみません、今は新型コロナウイルスが蔓延しています。若干でも風邪の症状があるのであれば、今回は事務所ではなく、このままあいさつだけしてお別れしましょう」

■ 断ることも受け入れることも自己責任

不動産投資をしていると、似たような場面がしばしば訪れます。

・友人の懇意にしている業者さんや、友人からの紹介の物件について、スペックに多少の不安感や違和感があったしても飲み込んで購入に動いてしまう。

・業者から「 この物件はチャンスです。10年に一度あるかないか。今後10年は出ませんよ 」などと言われて断れなくなる。

・買いつけを入れた物件で取得に向けて色々な作業を続けているうちに、購入に疑問が生じたが、既に融資も内諾していて業者も周りも動き出しているため断りきれなくなる。

・自称プロという人や自称アナリスト達のバイアスの入った話を鵜呑みにする。

何が言いたいかと言えば、投資家として「 自己責任をとる 」という意味の中には、断る行動がしっかりできることが大事ということです。断わりながらも次回につながる関係性を保つことが必要です。

もちろん、違和感が生じた後で洗い出したリスクを許容の範囲内と判断し、それを購入すると決断したならば、それも自己責任となるはずです。

仮に、旧友に対して玄関先でお別れを言ったとしても人間関係には影響なかったはずです。オイラのリスク管理の甘さがオイラ以外の人たちにも影響を与えるという点では、現状認識の甘さと言えます。

■ 「 貧すれば鈍す 」ことは避けられた

一昨年から2棟の売却益をもって事業を拡大することに舵を切ってきましたが、その過程でオイラのリスク管理が甘くなってしまったことを今回の新型コロナウイルスによる宿泊事業の失敗が浮き彫りにしてくれました。

その現状がありながら、今回の旧友への対応をしたことは、オイラがコロナの失敗をまだ真摯に受け入れていないことの証左であると感じています。

新型コロナウイルスによる宿泊事業惨敗スタートからおよそ半年が経過し、一方でレジデンス賃貸業の安定度が浮き彫りになる中で、オイラは船の針路を大波にむけて当て舵をしながら修正しています。

新型コロナ発生から24カ月はインバウンドは戻らないでしょう。半年が過ぎた今、これからの18カ月間を使って現状の出血を止めながら次につながる手も模索して残さなければなりません。

18カ月の先は長いですが、来年の春には相当改善する計画をもって進めています。友人から民泊用に借り上げしていた1棟物件も、通常の賃貸に変え、2カ月で22室の半分が埋まりました。

来月からはこれだけでも170万の出血が80万程度まで少なくなります。この物件もおそらく来年春には満室になるでしょう。そして、一部の簡易宿泊所からレジデンスに戻した物件からも、来春からは収益が上がってきます。

来年春頃には現在の440万ほどの出血も240万程度まで圧縮できるはずです。その額であれば、その先12カ月はメンタル的に耐えられそうです( 笑 )

毎月多額の損金も、資金手当てを終え、先の準備も行ううちに、慣れてきました。というか、覚悟が決まったのでしょう( 笑 )。幸い、「 貧すれば鈍す 」ことは避けられたようです。オイラはもう、次を見ています。

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プロフィール

■ 極東船長さん(きょくとうせんちょう)

極東船長さん

船長のブログ
極東船長の子供たちに伝えたいこと徒然

北海道の東の町在住
10棟300室の大家

■ 経歴

□1958年、北海道生まれ

高校卒業後、家業である漁業を継ぎ乗船、24歳から船長になる

□1993年(35才)
船の転覆を機に陸の仕事に就く。
収入が激減し、投資の勉強を開始。

□1995年(37才)
1棟目、札幌市内の中古APを購入(1DK×8戸、築5年)⇒売却

□1998年(40才)
2棟目、札幌市内の中古APを購入(1K×14戸、築10年)⇒売却

□2004年(46才)
3棟目、新築APを札幌市内に建てる(1DK×15戸、土地から取得して新築)⇒売却

□2005年(47才)
4棟目、苫小牧市内の中古APを購入(1DK×10戸、築7年)⇒売却

□2005年(47才)
5棟目、苫小牧市内の中古APを購入(1K2戸×2DK×4戸、築10年)⇒売却

□2006年(48才)
6棟目、札幌市内に新築APを建てる(1LDK×8室、新築)

□2007年(49才)
7棟目、道東某市内に中古APを購入(1DK×12室、築3年)

□2007年(49才)
8棟目、道東某市内に中古APを購入(1DK×20室、築4年)

他にも都内区分、中国区分、苫小牧の中古AP等、様々な物件の売買を続けながら、徐々に規模を拡大。

□2009〜2017年(51〜59才)
札幌市中央区にRCマンション11棟を新築(うち3棟売却済)

□2018年(60才)
所有物件は個人と法人合わせて20棟450室

家賃年収は4億強、諸経費控除後の税引き前CFは1億強、税引き後CFで8千万円

※物件は常に売買しているため、タイミングによって変わります。

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