今年最後のコラムになりました。前回のコラムに続いて大型融資獲得について、さらに詳しく書こうと思います。最初にお伝えすると、今回はかなりレアな融資の組み立てをしました。
オイラの会社はホールディングスの持ち株会社の下に子会社を何社か持っていて、今回物件を所有して建築する法人は新設法人のA社でした。ただ、このA社が銀行から直接融資を受けて建築するわけではありません。
実はホールディングス傘下のB社が銀行から融資を受けて、それをA社へ転貸し、A社へ入る家賃からB社へ約定返済をして、B社から銀行へ元利の返済をするという変則的な借入になっています。前回のコラムで紹介した不足分の担保として提供する2物件もB社の所有です。
どうしてこんな面倒くさいことになったのかと言うと、A社は新設法人として昨年設立したばかりで実績がないからです。一方、B社は10期の実績と自己資金と新規借入を償還する能力があったため、「 B社になら貸せます 」ということになったのです。
それならB社が連帯保証をすれば話は簡単では? と思いますよね。オイラも当初はそれでお願いをしたのですが、1案件としては金額が大きいため新規法人にはハードル...
オイラの会社はホールディングスの持ち株会社の下に子会社を何社か持っていて、今回物件を所有して建築する法人は新設法人のA社でした。ただ、このA社が銀行から直接融資を受けて建築するわけではありません。
実はホールディングス傘下のB社が銀行から融資を受けて、それをA社へ転貸し、A社へ入る家賃からB社へ約定返済をして、B社から銀行へ元利の返済をするという変則的な借入になっています。前回のコラムで紹介した不足分の担保として提供する2物件もB社の所有です。
どうしてこんな面倒くさいことになったのかと言うと、A社は新設法人として昨年設立したばかりで実績がないからです。一方、B社は10期の実績と自己資金と新規借入を償還する能力があったため、「 B社になら貸せます 」ということになったのです。
それならB社が連帯保証をすれば話は簡単では? と思いますよね。オイラも当初はそれでお願いをしたのですが、1案件としては金額が大きいため新規法人にはハードル...
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