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2年で新築レジ6棟を建てる。ホテル事業の失敗から得たもの。

極東の船長さん_画像 極東の船長さん 第134話 著者のプロフィールを見る

2021/12/29 掲載

今年最後のコラムになりました。読者の皆様はどのような一年でしたでしょうか? 今回のコラムでは、「 2020年春から2021年の年末まで 」を振り返って総括してみたいと思います。

■ 新型コロナウイルスによるゲームチェンジの対応に追われた1年半

振り返ると、まったく気の抜けない状態が続く怒涛のような2020~2021年だったと思います。これはやはり、新型コロナウイルスの影響です。ゲームチェンジに対応するための1年半でした。

いまだ回復しないインバウンド向け宿泊業や様々な規制の為に苦しむ方も大勢いるなかで、オイラはこの年末をある程度平穏に迎えることができています。本当にありがたいことです。

昨年の連休明けには新型コロナウイルスが長引くだろうと判断し、借入金を含めて10億近くを投資したばかりの宿泊事業から撤退する決断をしました。そこから脱兎のごとく撤退を推し進めましたが、それと共に不動産賃貸業全体の再構築に費やした一年半でした。( 正に断腸の思いを味わいました )。

再構築の要はレジデンスへの回帰で、安定的なキャッシュフローを増やし、簡易宿泊所向けの大きな借入の返済原資を増やすことでした。単純に言えば...

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プロフィール

極東の船長さん

極東の船長さんきょくとうのせんちょう

北海道の東の町出身、現在は札幌在住
専業大家

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □1958年、北海道生まれ
    高校卒業後、家業である漁業を継ぎ乗船、24歳から船長になる

    □1993年(35才)
    船の転覆を機に陸の仕事に就く。
    収入が激減し、投資の勉強を開始。

    □1995年(37才)
    1棟目、札幌市内の中古APを購入(1DK×8戸、築5年)⇒売却

    □1998年(40才)
    2棟目、札幌市内の中古APを購入(1K×14戸、築10年)⇒売却

    □2004年(46才)
    3棟目、新築APを札幌市内に建てる(1DK×15戸、土地から取得して新築)⇒売却

    □2005年(47才)
    4棟目、苫小牧市内の中古APを購入(1DK×10戸、築7年)⇒売却
    5棟目、苫小牧市内の中古APを購入(1K2戸×2DK×4戸、築10年)⇒売却

    □2006年(48才)
    6棟目、札幌市内に新築APを建てる(1LDK×8室、新築)

    □2007年(49才)
    7棟目、道東某市内に中古APを購入(1DK×12室、築3年)

    □2007年(49才)
    8棟目、道東某市内に中古APを購入(1DK×20室、築4年)

    他にも都内区分、中国区分、苫小牧の中古AP等、様々な物件の売買を続けながら、徐々に規模を拡大。
    個人で借入3億を目の前にして拡大の壁に当たる

    □2010~2021年(51~62才)
    札幌に法人設立し個人物件をほぼ売却し法人として規模拡大

    □2022年(63才)
    所有物件
    木造AP10棟
    低層RCマンション22棟
    高層 RCマンション 4棟
    合計39棟836室

    □2023年9月(65才)
    総投資額130億超
    借入残100億 家賃9.5億 税引前CF3億 元利返済4.7億

    売却済み21棟352室
    売却益10億

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