4月に入ってから建築資材関係が15%以上も値上がりしています。物によっては40%近く値上がりする資材もあると聞いています。
そうなると今後、新築のRC賃貸物件を土地から購入して建築する投資手法は妙味が減ります。現在までに高値が続いている土地価格と、値上がりする建築費のダブルパンチです。
オイラも先月3月末に12階建の新築RCを建築するために決済した土地がありますが、これは建築費が値上がり前の状態で建築会社に資材を抑えてもらっていたため、何とか6.8%くらいの表面利回りを確保しています。
しかし、昨年末から着工していて今年8月末に完成予定の物件では建築費の2%程度を資材値上がり分として差額請求をされています。来年完成の高層の2物件も請負契約通りの金額で竣工できるか分かりません。
細かいところの仕様を下げて擦り合わせして、なんとか予算内で良いものが出来るようにしたいところです。
■ 自己資金回収年数を7年までとする理由
そもそも、新築RCは借入金利分を差し引きして7%程度のイールドギャップがなければ手元にお金が残りません。
単純に利回り6%の新築であれば、金利が1%で借入できたとしても20%の自己資金が...
そうなると今後、新築のRC賃貸物件を土地から購入して建築する投資手法は妙味が減ります。現在までに高値が続いている土地価格と、値上がりする建築費のダブルパンチです。
オイラも先月3月末に12階建の新築RCを建築するために決済した土地がありますが、これは建築費が値上がり前の状態で建築会社に資材を抑えてもらっていたため、何とか6.8%くらいの表面利回りを確保しています。
しかし、昨年末から着工していて今年8月末に完成予定の物件では建築費の2%程度を資材値上がり分として差額請求をされています。来年完成の高層の2物件も請負契約通りの金額で竣工できるか分かりません。
細かいところの仕様を下げて擦り合わせして、なんとか予算内で良いものが出来るようにしたいところです。
■ 自己資金回収年数を7年までとする理由
そもそも、新築RCは借入金利分を差し引きして7%程度のイールドギャップがなければ手元にお金が残りません。
単純に利回り6%の新築であれば、金利が1%で借入できたとしても20%の自己資金が...
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