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「銀行は担当者次第」と実感した3棟目の融資づけトラブル

極東船長さん_画像 第19話

このコラムを読んでくれている皆さんも、最初の1棟目の取得や運命を変える1棟に出合うまでに、各々たくさんの葛藤やそれに至るドラマを経験してきたと思います。

オイラも前回書いた運命の1棟とも言える3棟目が建ち上がるまでには、様々な心の葛藤といくつものドラマがありました。

特に思い出深いのは、3棟目の融資を受けた某金融機関の窓口のA担当者の怠慢と、同じ支店内の別な渉外B担当者のナイスな逆転融資承認獲得でした。

今回は、そのときの信じられないような経験と、そこから学んだ教訓について紹介したいと思います。

■ 担当者の怠慢で1カ月以上放置された融資案件

3棟目の新築物件購入を決意してから早速、地元の金融機関にアポをとってシミュレーションを持参して、窓口のA担当者に融資の申し入れをしました。

企画したM氏は間違いなく銀行融資は受けられる案件だと言っていたので、オイラは融資承認が出る日を期待しながら待っていたのですが、1か月経っても一向に融資の進捗状況の連絡ありません。

経過する時間に痺れを切らしA担当者に進捗を聞きましたが、「 現在本部と折衝中です、もう少しお待ちください 」との返答でした。

それから更に2週間も経過した頃、オイラの自宅へ母の年金受取の手続きに来ていた別の渉外担当者であるBさんに、この件について質問をしてみました。

「 実は現在新築アパートの計画があって窓口のA担当者に持ち込んだんですが、1カ月以上経っても未だ本部との折衝中だとしか返答がもらえないのです。貴方の銀行のスピード感はそんなものなのですか? 」

Bさんは、「 ちょっと遅いかもしれません、支店に戻ってから調べてみますね 」そう言って帰っていきました。それから数日して、Bさんから電話がありました。

「 極東様、まことに申し訳ありません。実は、融資の進捗を調べたところ支店から本部に上がっているアパートの融資案件がありませんでした。変だと思い、A担当者が休みの日に机の引き出しを調べたところ、資料はそのままで、全く手付かずだったことが分かりました 」。

当時は個人情報保護法もない時代ですので、銀行でも机に鍵をかけないで帰宅していたのでしょうね。

■ 銀行は担当者次第

オイラはそのA担当者が何もしないまま1カ月以上も放置していたという事実に、アゴが外れて床に届いてからアゴまで巻き上がるトムとジェリーのトムくらいにビックリしました( 笑 )。

「 まさか!! 信用第一の銀行でこんな事があるのか!! 」

( しかし、今考えると銀行の不祥事は世間的にまあ、稀にある話ですね )

「 資料を見させていただいたところ、この案件は私が今まで見たことがないくらい収益性が高く、凄く良い案件だと思いました。私が引き継ぎ、最短で本部承認まで上げますので何とか彼を許してください 」

Bさんから、そう申し出がありました。

オイラはそのA担当者の怠慢に憤りを感じましたが、同時に銀行内部の失態を暴露してくれたBさんの言葉には真実を感じ、融資の審査を全面的にお願いしました。

( 余談ですが、オイラが知っているある投資家は銀行との対話を全てボイスレコーダーに残す強者がいますが、ある意味これは正解なのかと思いますね )。

それから1週間あまりで融資の仮承認が出ましたので、彼の言葉には嘘はありませんでした。オイラは、「 銀行は担当者次第なのだ 」と痛感しました。

「 人が出来ないと言う時それは、その人が出来ないというだけの事で全ての人が出来ないという訳ではない 」

というR・キヨサキの言葉がオーバーラップするような出来事でした。

■ 信頼できる行員はダメな理由を伝えてくれる

数年後に聞いた話では、A担当者は家庭内の問題を抱えていてその後に暫くして銀行を辞めたとか・・。それが原因だったのかどうかは分かりませんが、そういう行員も実際にいるという事です。

ここまで極端な例は少ないとは思いますが、皆さんが持ち込んだ案件の融資が出ないときには、その裏では行員の怠慢や力不足等の事情で融資組み立てが出来ずに、稟議書を書き損じているかもしれません。

また、銀行は融資がダメだった際に、こちらへ有無を言わせぬ言葉を伝えてきますよね。「 今回は総合的に判断して・・・ 」ってやつです!!
 
通常はそれでジ・エンドですが、その際にダメだった理由を言ってくれる銀行・行員とはその後も付き合いましょう。ダメだった理由を率直に言ってくれる行員は信頼できるというのがオイラの実感です。

不動産は自分の力だけでは買うことは出来ません。「 不動産は人との縁の賜物 」と前回のコラムで書きましたが、売主さん、仲介さんに加えて融資を組み立てしてくれる銀行員もまた、ご縁ですね。



◆追伸

先日の投資家交流会では、沢山の方とお会いすることが出来ました。皆さまとお会いできて楽しかったです。ありがとうございました。紙面を借りて改めてお礼を申し上げます。

その場での質問等は答えられる時間が限られていて充分ではなかったとは思いますが、多くの方がコラムを読んでくれている事が分かり、それが次のコラムを書く何よりの励みになりました。

これからも、楽しみにしていてくれる一人ひとりの方のために書いていきます。よろしくお願いいたします。

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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 極東船長さん(きょくとうせんちょう)

極東船長さん

船長のブログ
極東船長の子供たちに伝えたいこと徒然

北海道の東の町在住
10棟300室の大家

■ 経歴

□1958年、北海道生まれ

高校卒業後、家業である漁業を継ぎ乗船、24歳から船長になる

□1993年(35才)
船の転覆を機に陸の仕事に就く。
収入が激減し、投資の勉強を開始。

□1995年(37才)
1棟目、札幌市内の中古APを購入(1DK×8戸、築5年)⇒売却

□1998年(40才)
2棟目、札幌市内の中古APを購入(1K×14戸、築10年)⇒売却

□2004年(46才)
3棟目、新築APを札幌市内に建てる(1DK×15戸、土地から取得して新築)⇒売却

□2005年(47才)
4棟目、苫小牧市内の中古APを購入(1DK×10戸、築7年)⇒売却

□2005年(47才)
5棟目、苫小牧市内の中古APを購入(1K2戸×2DK×4戸、築10年)⇒売却

□2006年(48才)
6棟目、札幌市内に新築APを建てる(1LDK×8室、新築)

□2007年(49才)
7棟目、道東某市内に中古APを購入(1DK×12室、築3年)

□2007年(49才)
8棟目、道東某市内に中古APを購入(1DK×20室、築4年)

他にも都内区分、中国区分、苫小牧の中古AP等、様々な物件の売買を続けながら、徐々に規模を拡大。

□2009〜2017年(51〜59才)
札幌市中央区にRCマンション11棟を新築(うち3棟売却済)

□2018年(60才)
所有物件は個人と法人合わせて20棟450室

家賃年収は4億強、諸経費控除後の税引き前CFは1億強、税引き後CFで8千万円

※物件は常に売買しているため、タイミングによって変わります。

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