第2回目の大家対談では、ぺんたさんと馬橋さんの入居付けの工夫や、退去を防ぐ為に実践している施策をお伺いしました。馬橋さんのご本「 大手広告代理店マンがこっそり教える驚異の満室マーケティング 」に書かれている内容についても、深掘りしていただきました。
■ オンリーワンな物件づくりが退去予防に繋がる
ぺんたさん
馬橋さんのご著書は、まさに大家のためのマーケティングといった内容でしたが、満室経営の為に工夫されていることをもう少し詳しく教えていただけますか?
馬橋さん
大家業は究極のサブスクリプションビジネスと言えます。利用期間、即ち入居期間を伸ばして解約率をできるだけ下げることが肝だと思っています。また、家賃売上には当然上限があるので、空室が出たら家賃を下げずにすぐに埋める努力をしなければいけません。
私は部屋数が24室と少なく、総入居者も40名程なので、入居者の名前や入居者構成だけでなく、職業、年齢、価値観や趣味嗜好、日々の過ごし方までユーザーペルソナ的に把握するようにしています。
セールスチャンネルである仲介業者との関係の維持向上、ご入居者様の顧客満足度を上げることで総体的に家賃を維
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