前回はお二人に、ライフプランを見据えた不動産投資の考え方についてお話いただきました。年収300万円でも、吉川さんやニーノさんの周りでは続々とFIREしている不動産投資家がいらっしゃいます。今回はFIREできる人とできない人の違いを深掘りしていただきます。
■ 金融機関が見ているのは年収よりも「 貯蓄率 」
ニーノさん
前回は年収の高い人が陥りやすい支出の増大についての話で終わりましたね。
吉川さん
はい。不動産を買うために銀行に事業計画書や収資計画書を持って融資のお願いをしに行くと、その人の年収を見て、働き始めてから何年でこの人は金融資産、貯蓄をいくら持っているか、どれだけ真面目に働いて資産形成がちゃんとできているかを見られます。
ニーノさん
そうですね。言い換えると大人の通信簿のような書類なんですよね。
吉川さん
会社員なら生活もきちっと管理できているし、銀行から見たら、ちゃんとお金を返してくれる人に見られます。金融機関が一番見ているのは貯蓄率です。ちゃんと貯金できているかですね。
ニーノさん
そうですね、それこそ1,000万を軽く越えた年収があって、世間ではものすごいエリートと思われて
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