前回に引き続き、大家業をやりながらビジネスを営む天野真吾さんと木津雄二さんのお二方のお話を伺ってまいります。無担保の物件をお持ちの木津さんですが、経営者目線では、こういう物件はどのように見えてくるのでしょうか。
■ 経営者に担保がある安心感。担保評価は常に意識するべし!
天野さん
経営者目線で言うと、木津さんのように無担保の2,000万円の物件をお持ちの方って、なかなかいません。経営者って、本当にお金がないケースが多いと思うのですよ。
木津さんのケースで考えると、区分マンションの含み益を考えれば、5,000万円から1億円ぐらいは作れてしまうわけです。タイミングによっては、事業が傾いた時に1億円ある人間と全くない人間って、結構違うじゃないですか。
木津さん
何かあったら、物件を売ってしまえっていうね(笑)。なんとなく、そこの安心感みたいなものはありますね。
天野さん
ゼロから裸で勝負をかけて、出資していただいて事業をやった時に、本当に丸裸でゼロだったら、もっと切迫感が出ますよね?
木津さん
前回、今私が持っている不動産の実勢価格がこのぐらいとか普通に申し上げましたが、価格を常に見ているか
この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる