前回に引き続き、天野さんと木津さんの大家兼業事業家対談の第3回目をお届けします。今回はビジネスには欠かせない資金調達のお話から伺ってまいります。天野さんがせっかく立ち上げたホテルでしたが、すぐにコロナ禍に突入して資金繰りが悪化してしまったそうです。どのように対処されたのでしょうか。
■ コロナ禍のホテル経営の惨状。楽しく笑顔で悲壮感も出さないように振る舞う!
天野さん
ここからちょっと資金調達の話とか、資金繰りなどのお話をしましょうか。私はホテル・宿泊事業をやっています。5〜6年くらい前から土地を仕込んで、3年前ぐらいにオープンしました。でもコロナが来るなんて、正直1ミリも思っていませんでした。
天野さんのホテルAMAホテル&リゾート プラチナ博多祇園
ホテルを新築で建てると決めてから、ホテル用地・土地を必死に探し、建築プランをつくり、建物費用を算出して融資をつけました。土地探しと購入出来るまで地権者や不動産会社との人間関係構築に2年、建物建築に2年、そのプランニングに1年。正味5年くらいはかかっています。
ホテルの建築確認申請が通り、旅館業の許可が降りて、さあ開業だとなり、ホテル宿泊
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