天野さんと木津さんの大家兼業事業家対談の最終回です。前回はエコーズ立ち上げまでの経緯を伺いました。今回は社会問題の解決という目標を念頭に置いたエコーズのビジネスの形を天野さんに分析していただくところから始まります。
■ エコーズはいい事業だけど「 木津さんだけ儲かっていない 」ビジネスだった
天野さん
今回はビジネスの資金繰りの話の続きで、少々苦しいところに踏み込みます。事業は資金繰りが途絶えたら倒産するわけで、「 出資をお願いします 」と言ってスタートしたとしても、それで終わりではないんですよね。
前回、第三者割当増資を4回やったという話がありましたが、事業計画を順調に進めようと思ったら資金も人材も必要になってきます。その辺である程度、何回かに分けながら増資を継続させようというのは、確固たる思いがないとそうしようと思わないですよね。もう少しスピードを緩めて赤字を減らすという選択肢もあると思うんですよ。
木津さん
なるほど、エコーズで言ったら、例えば全国エリアでやっているところを、1都3県だけで始めたとしたら、すごくミニマムなスタートが切れる。そこで黒字化できたら東名阪、札仙広福に広げ
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