昨日の第一回に続き、去年、つとめ人生活を卒業し、現在は所有する学生寮の寮長をつとめる屯田兵三号さんこと山本智尚さんと加藤ひろゆきさんの対談をお送りします。本業と大家業の両立について、奇跡のような学生寮との出会いとセミリタイアのタイミング、ラブホテルの近くの物件での話など、努力家の三号さんの人柄とここに至るまでの過程を伺い知れる内容となりました。
■ セミリタイアした4カ月後に勤めていた工場が閉鎖

ビジネスや投資には、昔から興味があったのですか?

はい。小さい頃、裕福とはいえない家庭に育ったので、お金持ちへの憧れはありました。高校を卒業後は3年間、自衛隊で働いて、その後、地元の企業に就職したんですが、そこに長く勤めなかったのも、先輩の給料を見て愕然としたのが原因です。
飛行機関係の仕事で、それ自体は楽しかったんです。でも、給料が手取りで13万円くらい。いずれ上がるだろうと思っていたら、5年上の先輩の給料が自分と500円しか違わなくて、1年で100円しか上がらないの? とビックリしてやめました。

それはきついなあ。でも、地方だとそういう仕事もけっこう多いよね。

そうだと思います。その会社では、先輩たち...
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