投資家なら誰もが気になる融資動向をテーマに、元金融機関勤務で現在は不動産投資家である岡元公夫さんと川村龍平さんのお二人に語り合っていただく大家対談の最終回。
融資が厳しくなった後、チャンスはどのエリアにあるのか? サラリーマン投資家がこれから資産を増やすためにできることは? 等、右肩下がりの時代に小資本の大家が勝ち残るための方法を話し合っていただきました。
参照:フルローン・低金利時代は終焉へ。「頭金3割」が求められる近未来に起こること。
参照:銀行のエビデンスチェック厳格化で困る人たち。「共食い大家」増加の背景にあるもの。
参照:スルガ銀行について思うこと。それでも銀行は不動産投資への融資を辞められない。
物件価格は適正値に戻る
岡元公夫さん
物件価格は今後、どうなると思いますか?
川村龍平さん
ここ5年くらいの価格の高騰は、中間省略系の不動産会社の影響が大きかったと感じています。その中には二重売買契約ありきのところもありました。今後はその手法が通用しなくなりますから、そのせいで上がっていた分は下がるでしょうね。
岡元公夫さん
適正価格に戻るということですね。私も同感です。バブル崩壊の時のように、一気に価...
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