昨日の第一回に続き、極東船長とスーパーカー大家さんこと佐藤元春さんの対談をお送りします。2回目の今日は、投資家なら誰もが気になる収益不動産の価格がテーマ。2018年末に天井を迎え、新型コロナウイルスの影響でこれから下がっていくともいわれる相場はこの先、どう動くのか? また、「 買い時 」を待つ買い方は正解なのか? 辛口の内容で迫ります。
■ 振り返ると2018年の暮れが天井だった
この3年半で、不動産投資業界にも色々な動きがありましたね。想像以上に変わりました。
前回対談した2016年の秋っていったらアベノミクスで融資がジャブジャブか、そのちょっと前というタイミングだね。あの頃は地方の物件も含めて収益物件の価格がどんどん上がっていったね。
私自身は、多法人スキームの流行が価格高騰の一番大きな要因だったと思っています。自己資金が1,000万円あったとしたら、10社作れば1億円にみせられるわけじゃないですか。
それをかなり多くの人が同時にやったことで、相場を動かした。札幌では1億~1.5億円くらいのレンジの物件で価格が急騰し、つられて土地も値上がりしましたよね。
そうそう。新築も利回りが7%前半まで下...
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