税理士の渡邊浩滋さんと、事業継承の方法を模索中の赤井誠さんの対談最終回。準備不足の投資家が多すぎて、この業界の次の世代が心配という渡邊さんが、「 準備を始めるのに最適な子供の年齢 」、大きなポイントとなる「 現オーナーの身の引き方 」、「 事業継承でネックになること 」など、大切な資産を次世代につなぐために「 今、すべきこと 」をレクチャーします。
⇒前回:赤字アパートを相続した2代目大家の苦悩
このままだとこの業界の次の世代が心配です
渡邊浩滋さん
赤井さんは、子育てで意識してきたことはありますか?
赤井誠さん
僕自身は、競争の世界でトップを取り続けるという生き方をしてきました。間違ったとは思っていませんが、これでよかったのかという気持ちもあって、子供たちには「 ガツガツするばっかりが人生じゃないよ 」「 人生で大切なのはお金だけじゃないよ 」と伝えています。
サラリーマン時代は子供の成績に口を出していましたが、今はテストの点数よりも、いかに幸せに生きるかが大事だと考えが変わりました。そういう意味では、家訓って難しいですよ。私自身が20代の頃と50代の頃では、考え方が全然違いますし。それでも、ちゃ...
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