前回に続き、加藤ひろゆきさんと大黒天人さんの対談の模様をお届けします。今回のテーマは「 物件の売却 」や「 大黒さんがRC物件を買わない理由 」など。800戸以上の売買を経験した大黒さんならではの見解に注目です・・・。
■ ターゲットは人口が増加していて、投資に見合うエリア

大黒様は以前、北海道の帯広市に物件を持っていたのに、今は売ってしまったんですよね。それはなぜですか?

ひとつは岡山から遠いことです。私は飛行機が苦手なので、今回も新幹線を使って来たんですが、以前は車であちこち寄りながら、2週間くらいかけて往復していました。あとは、物件の値段が上がり過ぎたこともあります。数年前なら利回り20%以上も珍しくなかったのに、今は状況が変わりましたね。

なるほど。2週間かけて車で移動するって、パリ・ダカールラリーみたいですね。大黒様は一つ買ったら、そのエリアに集中的に投資するということですが、投資するエリアはどうやって決めるんですか?

人口が増加していて、投資に見合う物件があるエリアです。今、注目しているのは名古屋。首都圏の5分の3くらいの価格で買えるのに、家賃は底堅い印象です。リーマンショックの後は...
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