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「3年で佐藤さんのようになる方法を教えて」という人たち

大家対談/佐藤元春×極東船長さん_画像


スーパーカー大家さんこと佐藤元春さんと、佐藤さんが師匠と仰ぐ極東船長さんの対談( 全5回 )の4回目。「 3年で佐藤さんのようになりたい 」と教えを請う人たちに、お二人はどう答えているのか? 商業物件を増やす予定は? 佐藤さんが今、準備しているビジネスは? など、お話はまだまだ続きます。


■ スーパーカーカフェに大家さんたちが来てくれるのが嬉しい


この対談は、チョビーの経営している「 スーパーカーカフェ FICATA 」で収録しているんだけど、チョビーはこの店を作る前に、モデルになるような店にオイラを連れて行ってくれたよな。なんでここに連れてきたのかなと思ったら、しばらくしてこの店がオープンした( 笑 )。


はい。スポーツカーを経費で買いたくて始めたと公言していたので、あれこれと詮索する人もいましたが、私は堂々と事業として取り組んでいますし、税務署にも認めてもらっています。


最近は全国の大家さんが遊びに来てくれるんでしょう?


あれ、嬉しいですね。フェイスブックとかで写真をあげてくれて。他の方も楽しんでくれているんだなあって。


スーパーカーカフェFICATA 外観


お店に来てくれた人だけじゃなく、銀行の人もスーパーカーの写真を撮ったりしているもんな( 笑 )。他に商業物件はやらないの?


やりたいです。知り合いのオーナーシェフたちから、「 あの辺にいい店舗があれば店を出したいから教えて 」と言われることもあって、リストにしてあるんです。商業物件をやるなら利回りよりも、立地や自分の食べたいものを重視したいですね( 笑 )。


オイラは喫茶店や居酒屋が入った物件も持っていたんだけど、全部売ってしまった。それは出口の問題さ。商業物件は次に融資がつく人が限られるから、売却が難しい。

今はやっていないけど、積算評価や出口のことを言うなら、エレベーターなしの4階建てのRCを造るのがいい。オイラも規模を拡大する段階では手がけたよ。まあ、店舗はそういうことを気にしないレベルの投資家がやるものなのかもな。



店舗は数字もそうですが、とにかくあの通りのあの場所がいいとか、店主を応援したいとか、そっちの方が大切になりますよね。

■ 好きな分野を突き詰めていくと、学びとビジネスにつながる


少し話は変わりますが、今、25年前のGTRが新車よりも高い値段で取引されていて、オークションで1,000万とかで落札されているんですよ。

当然、ハリウッド映画なんかで流行った車が売れる傾向にあるので、今度、80スープラとかSW20のMR2とかFDのRX7とか、この辺を買占めようかなって思っているんです。


そうなの?


在庫がそんなにないんですよ。事故に遭ったりして。


チョビーは物がいいかどうかを見抜く目がある。それも強みだよね。


もし、失敗しても自分で乗って楽しめばいいですし、うまく買い占められたら車両価値が上がるじゃないですか。儲かるどころじゃないですよ。私が価格だ、みたいな( 笑 )。


生産から25年経ったら関税が安くなるからだっけ? TPPになったら価格上がるよね。


上がります。海外に出ていくので。日本って特殊なんですよ。車のメーカーが何社もあって、全部に関税がかかります。だから、中古車を安く流通させるしかないんです。


なるほどなあ。




日本の25年前は1990年代。その頃の日本が最もスポーツカーが熱い時代だったんですよ。今日も東京に出張している人に車を見てきてもらっています。


10倍を狙えるね。


はい。程度がいいものだけ自分で持っておこうと思っているので、普通の大型の倉庫も探しています。自分の好きな分野でも、突き詰めて学んでいくと新しい発見が常にあって、そこにビジネスも生じるので、面白いですね。


この中古車の買い方や歪みって不動産に通じるものがあるよね。みんなが気づいていない価値を見つけることがポイントさ。


そういえば、この間、事故車をフェエラーリが直したら、認定フェラーリになって2億で売れたっていうニュースが出ていました。分からない人は「 こんなの事故車だよ 」とコメントをつけていましたが、実際にちゃんと認定をとっていたら新車と同じ。

アメリカやヨーロッパってそういう文化なんです。きちっと直っていれば事故とか関係ない。


そういう知識がなくて、みんな自分の感覚で調べもしないで書いているわけだ。でも、見えている人には、そこに歪みとチャンスが見える。


チャンスがあるのに、みんな目を閉ざしているっていうか、動き出さない。不動産の世界をパーっと見渡しても、このレベルの考え方ができる人は、ほんの数人しかいませんね。



■ 「 どうしたら佐藤さんのようになれるんですか? 」ときく人たち


出会ってすぐの頃に、スキーの合宿をやったよね。だけどスキーはほどほどに、朝まで不動産について語り合った。


結局、あれは全員が「 100%全力で情報を出し切る 」という、そういう会でした。全力で自分が情報を出すから、相手も全力で応えてくれるという関係が今でも続いているわけです。本当に貴重だと思います。

ただ、あれも時代かもしれません。今、私が不動産について100%出し切れる人ってわずかです。他は自分が出し切ったとしても、返って来ないのがわかっているので。たくさんの人に出会って、その点は学習しました・・・。


そういえばこの前、「 佐藤さんにようになるにはどうしたらいいですか? 」と質問されたから、「 あいつと同じことすればいい 」って答えたよ。それに尽きると思うんだ。

だけど、それは簡単なことじゃない。例えばチョビーは毎日、夜中の2時に更新されるサイトを見てから寝ていたよな。



そうでしたね。深夜2時に更新されるその日の不動産のデータをチェックして、気になるものがあったら、その場で見に行く。予備校に勤めながら毎日それをやっていました。


だから、チョビーが短期間で成功できたのは、魔法でもなんでもないんだよね。


もうほんとに、当たり前のことを続けているだけです。


コツコツ、コツコツ。イチローと同じ。1億の家賃を目指すなら、愚直にやってくしかないって、そういうことさ。


私も「 どうやったら3年で佐藤さんみたいになれますか? 」と質問されたことがあるんです。「 それは不可能。そんな方法があるなら私が知りたい 」と答えました。


え?そんな奴がいるの?


意外といますよ( 笑 )。そういう人は、成功の方程式を聞きたがるんです。でも、世の中に成功の方程式って存在しない。成功って選択肢が無限大ですから、本当に人それぞれなんです。方程式は失敗する方程式があるだけ。


それに気付いていないんだな。


失敗する方程式をしっかり覚えて、あとは堅実にやっていくことが重要なのに、それがわからない。ナントカ投資法みたいなショートカットがあると思っているのかもしれません。実際は、そんな単純なものではないんですが。


そうだよ。商売にはノウハウはあっても裏技も必殺技もない。そんな方法があると言われたら、ある意味、騙されていると思った方が良いのかもな。





■ 自分以外の「 誰かのため 」を思ううちに大きくなれた


自分がこうやって強くなれたのは、例えば家族でもいいですし、社員でもいいですけど、本気で幸せになってもらいたい、本気で助けてあげたいという行動をしてきたからだと思います。


そこで人の豊かさというか、大きさが変わってくる。


自分の事しか考えていないレベルの人なのか、他の人の幸せも本気で考えて投資して生きている人なのか。私はその部分でその人の戦闘能力が決まると思っています。当然、後者の人の方が一緒にいて楽しいですね。結局、人の為に自分の力を使える人が友達として残っています。


チョビーは元は予備校の先生で、今、その当時の生徒たちを何人も雇っているよね。それも、彼らを応援して、成長を見守るということだろう。


そうです。厳しい事を言ったり、裏切られたり、辛い思いもいっぱいしますけど、それでも育てたいですね。そこが自分の芯になっていると思います。


チョビーは教えることが好きなんだろうな。オイラは4年くらい前に受けたチョビーのセミナーが他のどんなセミナーよりも心に響いたよ。「 アンパンマンのテーマ 」「 栄光への架け橋 」がテーマソングの1部と2部は精神論が中心で、不動産の話は3部でわずかだったけど( 笑 )。

そのメンタルの話が本当に大切な事なんだよ、でもセミナー受講者のほとんどの人は3部の事しか覚えてないみたいなのが非常に残念だけどな。



自分は教育のプロとしてこの業界に乗り込んでいるイメージなので、他の人と同じステージのものをやってはいけないと思っています。他の人のセミナーを受けたことはありますが、言葉は悪いですけど、それでお金をとるの? というレベルでした。


確かに、セミナーはたくさんあるけれど、がっかりするものも多い。でもそういうセミナーは、講師もビジネスとして割り切っているというか、本気じゃないんだろう。


私もそれは感じます。それと、「 知っていること 」と「 教えること 」は全く別次元の話です。伝えて、その相手の行動を変化させるって本当に大変なことです。


講師だけではなく、学ぶ側の意識にも問題はあるよ。勉強の足りない人間、覚悟の足りない人間にいくら言っても動かない。「 神は自ら助くるものを助ける 」というけど、学ぶ意欲のある人間に教えると、どんどん成長する。

手っ取り早く儲けたいというような奴はダメさ。まあ、オイラも散々それで失敗しているけどな( 笑 )。



1FにFICATAが入った佐藤さん所有のマンション


編集後記
やや辛口だった今回。「 成功法則などない。失敗の法則を学び、それを避けながらやるべきことをやるだけ 」、という言葉はなるほど、という感じです。その「 やるべきこと 」のレベルの違いが、ステージの違いにつながるのでしょうね。対談は次回で最終回。お楽しみに。


○ 全4回のテーマ
第1回【12年で規模は100倍、投資総額は100億円超に 】
第2回【 絶対に借り換えをしない理由とブレークスルーのきっかけ 】
第3回【「人生はお金じゃない」という人に「稼いでから言って」と言いたい 】
第4回【「3年で佐藤さんのようになる方法を教えて」という人たち 】
最終回【「売り時だから買わない」と言うのはビジネスとして間違っている 】

※写真撮影:張田満さん


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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 極東船長さん(きょくとうせんちょう)

極東船長さん

船長のブログ
極東船長の子供たちに伝えたいこと徒然

北海道の東の町在住
10棟300室の大家

□ 経歴

1958年、北海道生まれ

高校卒業後、家業である漁業を継ぎ乗船、24歳から船長になる

1993年(35才)
船の転覆を機に陸の仕事に就く。
収入が激減し、投資の勉強を開始。

1995年(37才)
1棟目、札幌市内の中古APを購入(1DK×8戸、築5年)⇒売却

1998年(40才)
2棟目、札幌市内の中古APを購入(1K×14戸、築10年)⇒売却

2004年(46才)
3棟目、新築APを札幌市内に建てる(1DK×15戸、土地から取得して新築)⇒売却

2005年(47才)
4棟目、苫小牧市内の中古APを購入(1DK×10戸、築7年)⇒売却

2005年(47才)
5棟目、苫小牧市内の中古APを購入(1K2戸×2DK×4戸、築10年)⇒売却

2006年(48才)
6棟目、札幌市内に新築APを建てる(1LDK×8室、新築)

2007年(49才)
7棟目、道東某市内に中古APを購入(1DK×12室、築3年)

2007年(49才)
8棟目、道東某市内に中古APを購入(1DK×20室、築4年)

他にも都内区分、中国区分、苫小牧の中古AP等、様々な物件の売買を続けながら、徐々に規模を拡大。

2009〜2014年(51〜56才)
札幌市中央区にRCマンション7棟を新築(うち2棟売却済)

2016年(57才)
所有物件は個人と法人合わせて15棟300室

家賃年収は3億弱、諸経費控除後の税引き前CFは1億弱、税引き後CFで6千万円

※物件は常に売買しているため、タイミングによって変わります。


■ 佐藤元春さん

佐藤元春さん

不動産投資家
有限会社恒志堂代表
札幌市内で妻と2人暮らし

有限会社恒志堂 HP
佐藤元春さん facebook

■ 経歴

□1975年
北海道札幌市生まれ
スーパーカーに憧れる少年時代を過ごす

□1998年
北星学園大学卒業

□1998年
株式会社札幌セミナー(現札幌練成会)入社

□2001年
競売で区分マンションを落札し、不動産投資を始める

□2004年
有限会社恒志堂を設立、取締役に就任

□2005年
株式会社札幌セミナー(現札幌練成会)退社

□2007年
有限会社恒志堂の代表取締役に就任
33才にして人生初のスーパーカーを購入する

□2008年
株式会社モトケンを設立、代表取締役に就任
アパート経営者とガス会社を繋ぐ仲介事業を展開

□2013年
スーパーカー&カフェ・フィカータをオープン

□2016年
投資総額が100億円を超える
フェラーリ、ポルシェ、マクラーレンなど合計24台のスーパーカーを所有

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