今回の大家対談は、サラリーマンを早期退職して、好きな場所に移住したという共通点を持つ、山岡清利さんと張田満さんに、セミリタイアまでの道のり、移住を決めた理由などを語り合っていただきます。2回目の今回は、張田さんが「 死 」を意識したことで不動産投資を始め、自分の人生を自分の手に取り戻すまでのお話です。
■ 会社員時代は「 これは修行だ 」と自分に言い聞かせていた
張田さんは、どうしてサラリーマンの仕事を辞めたんだっけ?
高校を卒業して入った最初の会社はルート営業みたいな感じで、ぬるい仕事だったんです。スナックで上司のカラオケに合いの手を入れるような典型的なサラリーマン生活で、どこかで「 こんな人生は望んでいない 」という気持ちがありました。
そんな中で東京へ転勤になり、実力のある人より、ごますりがうまい人が出世する様子を見て、辞めなくちゃと思いました。
張田さんも東京で働いていたことがあったんだね。
はい。24才~26才の3年間だけなんですが、自分には合いませんでした。札幌ではドライブが趣味だったのに、東京では駐車場代が払えなくて、車を持てない。札幌で当たり前だった生活が東京ではお金持ちじゃないと...
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