■ 不動産投資を始める上場会社の増加
10月25日、JR九州(9142)が東証一部に上場しました。鉄道ファンの私も当然のことながら公募にて参加していますが、まずまず上々の株式公開となりました。
鉄道会社であるため市場内でのカテゴリーは<陸運>となりますが、実際の所の収益構造から分類すると<不動産>に属するといって過言ではないでしょう。
株式市場の関係者には、九州旅客鉄道ではなく「 九州不動産 」という人までいます。
今回はJR九州の企業分析を行い、最近の趨勢として不動産投資を始める上場会社が増えている現状をご案内したいと思います。
日本の株式市場には東洋経済新報社が年に四回発行する「 会社四季報 」という雑誌があります。
80年前の1936年に創刊されたこの本は世界的にも珍しく( 多分、日本しかない )、ある意味日本人らしいきめ細やかさとこだわりの集大成のようなものでして、今や私の愛読書の一つとなっています。
ここに二年位前から< 不動産投資 >という文言が頻繁に登場するようになり、株式投資家の間でも随分話題となりました。
不動産会社が不動産投資をするのはそれが本業であるので当然ですが、その主体が上記...
10月25日、JR九州(9142)が東証一部に上場しました。鉄道ファンの私も当然のことながら公募にて参加していますが、まずまず上々の株式公開となりました。
鉄道会社であるため市場内でのカテゴリーは<陸運>となりますが、実際の所の収益構造から分類すると<不動産>に属するといって過言ではないでしょう。
株式市場の関係者には、九州旅客鉄道ではなく「 九州不動産 」という人までいます。
今回はJR九州の企業分析を行い、最近の趨勢として不動産投資を始める上場会社が増えている現状をご案内したいと思います。
日本の株式市場には東洋経済新報社が年に四回発行する「 会社四季報 」という雑誌があります。
80年前の1936年に創刊されたこの本は世界的にも珍しく( 多分、日本しかない )、ある意味日本人らしいきめ細やかさとこだわりの集大成のようなものでして、今や私の愛読書の一つとなっています。
ここに二年位前から< 不動産投資 >という文言が頻繁に登場するようになり、株式投資家の間でも随分話題となりました。
不動産会社が不動産投資をするのはそれが本業であるので当然ですが、その主体が上記...
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