• 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集
  • 収益物件 売却査定

10,069アクセス

コインランドリー事業の検討とトランプ砲の行方

たかおさん_画像 第42話

4月に入り、シリアやアフガニスタンでトランプ砲が炸裂、また空母が朝鮮半島に向かうなどワイドショーでも<地政学リスク>という言葉が連日飛び交うようになりました。

年初のセミナーやコラムでもお伝えしましたが、「 2017年=1933年になるのか? 」というリスクがますます現実味を帯びているわけですが、実は今回はそれほど懸念していません。

というのは、朝鮮半島情勢については、今回はキーになる中国が影響力を行使して事態収拾に動くと考えているからです。

理由は、今年の秋に5年に一度の人事改変を控えており、それまでは無難に乗り越えたいと考えていると想定しているわけですが、今のところ、その見方が当たっているように見えます。

しかしながら、習近平体制後半戦の5年が始まる今年の秋以降は、様相が一変するでしょう。彼らは今回のような現状体制の維持ではなく、むしろ積極的に世界的な勢力図を変える存在としてその力を発揮してくると想定しておく必要があるということです。

当時と現在の時代背景などを比較すると、以下のようになります。

1.直前( 1929年と2008年 )に大きな経済危機があり、世界的なデフレ時代に突入
2.過大な金融緩和により格差が拡大、ポピュリズムと自国第一主義が台頭
3.英米などの旧来の世界支配体制に挑戦する国が出現、地政学リスクが高まる


3の「 新秩序へ挑戦する国 」が1933年ではドイツと日本であり、2017年では中国とロシアとなります。

トランプ米大統領は一時はロシアとの和解を模索したものの、時代の波に引き戻されるように再び対立軸に戻りしました。中国も今回の北朝鮮問題では米国サイドに同調しているものの、それは時間稼ぎでもあり、今秋以降「 中国の夢 」に向かって突き進んでくるものと考えています。

随分と生臭い話で、当たって欲しくはない予想ですが、このような地政学リスクについて、日本全体で共有できたのは良いきっかけだったと思います。本番はまだまだこれからですから。。。

■ コインランドリー投資に心揺れる

さて、話は急に変わります。実は昨年来「 コインランドリー投資 」を検討してきました。昨年の株式投資等で得た収益がある程度残ったので幾つか検討した中の一つなのですが、それについて書きたいと思います。

コインランドリー投資の話を最初に聞いたのは、昨年11月22日WASHハウス( 6537)という会社の上場時に行われた社長インタビューでした。

事業計画や収益性などそれなりに説得力のある話が続いた後で、次の一言で思わず反応してしまいました。

「 最近は不動産投資家さんの参入が目立っています。不動産市場の投資利回りが低下しており、コインランドリー投資の高収益と手間のかからない手法が受け入れられているようです 」。

早速、その日のうちに同社が運営するコインランドリーを見学して、事業説明会の予定を入れ、財務諸表等を分析しました。もちろん、同時に同社株も購入しています( 笑 )。

同業他社のも含めて3回事業説明会に出ましたが、会場は常に100人規模で満席、ちょっとブームっぽくて嫌な感じもありましたが、株価も順調に上がっており出店余地はまだありそうでした。特に、都心部にはかなりの空白地帯はあります。

かつて事業投資を行っていたので、「 事業を続けるのは大変な事だ、だから投資だけにしよう 」と決めていましたが、コインランドリー投資だとそれほど手間も人手もかけずにできるかも、と考えてのことでした。

1.初期投資は2,000万円程度とそれなりにかかるがランニングコストは抑えられる
2.管理等については本部からの遠隔操作や監視が充実しており、手間がかからない
3.旧来型のコインランドリーを駆逐しながら、全体的な需要も着実に伸びている


上記のように、一般的な事業よりは投資に近く、また不動産投資家には受け入れやすいようなスキームが確立しています。

■ 開業して9カ月間赤字続きという知人の話

ただ、やはりこれは投資ではなく、あくまで事業です。関係者の多くが投資利回りという言葉を使うのですが、これは間違った使い方ですし、不適切です。( 何か元本なり資産が保全されているようなイメージを与えるため )。

また、近隣にチラシを配ったり、セールなどの営業戦略を考えたりするのも当然、必要になってくるわけでして、事業的な側面は大きいということがわかりました。

それほど甘くないな、、、と思っていたところで、コインランドリー投資を既に行っている不動産投資家の知人に話を聞く機会を得ました。彼は次のようなことを話してくれました。

「 開業して9カ月だが赤字が続いており、今のところ黒字への転換の兆しが見えない。当初より1年程度の赤字は覚悟していたものの、それだけでなく、近くに競合店ができるなど、競争環境が急速に激化しているのも気になる 」

もちろん、成功している人もいるでしょうし、やりようによってはうまくいく方法もあるでしょう。しかし、前述のように地政学リスクの高まっている今、コインランドリー事業の研究に時間を割き、労力を投入する覚悟が持てませんでした。

そんなこんなで具体的な物件も探して検討したのですが、今回は見送ることにしました。コインランドリー投資の有用性の有無というより、トランプ砲の影響かもしれません( 笑 )

軽井沢にて

健美家サイト会員登録で最新コラムやニュースをチェック!

健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ たかおさん

たかお

投資家(生涯一投資家)

東京都在住
妻と長男、長女の4人家族

不動産投資を始めたきっかけなどが詳しく載っています↓
大家列伝【前編】
大家列伝【後編】

■ 経歴

□1966年
大阪生まれ

青年時代に父親の会社が倒産し、商売には浮き沈みがあることを実感する

□1984年
ウォール街をテーマにした映画を観て、マーケットの世界に入ることを決意

□1990年
「30歳で辞める」と宣言して信託銀行に入社

□1997年 
ヘッドハンティングで外資系金融に転職。ハードな毎日を過ごす

□2002年
人生最悪の出来事が起き、仕事ばかりでない人生を模索しはじめる。一度きりの人生の大切な時間をきちんと生きていきたいと強く思うようになる

□2009年
リーマンショックを現場で体感して、外資系金融を退社

□2010年
世田谷区内に8戸の木造アパートを新築、完成

中野区内に店舗物件を購入

□2011年
整体サロンオープン。それ以外にもオーナーとして複数のビジネスの経営にかかわる

□2012年
朝活にはまり、初参加から3カ月で役員になる

□2014年
生涯一投資家宣言

■ 保有資格 

宅地建物取引主任者、競売不動産取扱主任者、ファイナンシャルプランナーなど

■ 今いちばんの幸せ

娘に駒沢公園で遊んでもらう時

■ 夢

世界中の電車を制覇すること

ページの
トップへ