こんにちは。鉄筋たてたろうです。前回のコラムでは、都内新築RCにチャレンジするスタートラインに立つために、まず純資産5,000万円を持つことが必要なことを説明しました。
また、純資産が複数のバランスシートで構成されることと、会計上と金融機関評価上のバランスシートが異なることを説明しました。
今回のコラムでは、不動産投資のパターン別に、バランスシートにどのような影響があるか、投資初期段階ではどの投資パターンを選択すれば純資産の積み上げができるのかについて説明したいと思います。
■ 金融機関評価バランスシートの特徴
融資審査において、銀行は会計上のバランスシートに修正を加えて評価します。主には、会計上では取得価格をベースに不動産が評価されているのに対して、金融機関独自の評価方法で不動産の価格を修正し評価されます。
一般的な金融機関は、新規取得不動産の評価方法を「 収益還元評価 」か「 積算評価 」のどちらか、もしくは両方のバランスを見て評価すると言われています。しかし、すでに所有している不動産の場合、ほとんどの金融機関が「 積算評価 」をベースにして評価しています。
既存物件の収益力は、滞りなく借り入...
また、純資産が複数のバランスシートで構成されることと、会計上と金融機関評価上のバランスシートが異なることを説明しました。
今回のコラムでは、不動産投資のパターン別に、バランスシートにどのような影響があるか、投資初期段階ではどの投資パターンを選択すれば純資産の積み上げができるのかについて説明したいと思います。
■ 金融機関評価バランスシートの特徴
融資審査において、銀行は会計上のバランスシートに修正を加えて評価します。主には、会計上では取得価格をベースに不動産が評価されているのに対して、金融機関独自の評価方法で不動産の価格を修正し評価されます。
一般的な金融機関は、新規取得不動産の評価方法を「 収益還元評価 」か「 積算評価 」のどちらか、もしくは両方のバランスを見て評価すると言われています。しかし、すでに所有している不動産の場合、ほとんどの金融機関が「 積算評価 」をベースにして評価しています。
既存物件の収益力は、滞りなく借り入...
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