2021年は2020年に続いて、波乱の年になりそうです。新型コロナウイルスのワクチンこそ驚異的な速度で開発されましたが、その効用が開発者の言う通りだとしても、一般大衆が接種するにはまだまだ時間がかかります。
もはやコロナが地球上くまなく存在して莫大な感染者数が存在している現状から、コロナ自体が消滅する事はなさそうです。今後はコロナと人間が共生する暮らしを考えていく必要があるのでしょう。
■ コロナは世界のマネー総量を増大させた
米国株式や新興国株式に関しては、夏までは堅調に推移すると思われます。景気が思わしくない中で世界的な金融緩和を受けて現金の減価リスクが意識されるようになり、そのヘッジとして株式や貴金属への資産配分の動きが機関投資家や財団、大学基金や富裕層等で高まりをみせているからです。
加えて各種給付金等がかなり広く配布されました。それを原資にロビンフッドのような口座から株式を買い上がる動きもかなりの金額になり、昨年のGAFAMに代表される株式高騰の主因になりました。
それを踏まえた本年はハイテク株というより、バリュー株や新興国株に妙味があるように思われます。テスラのPER900倍に代表...
もはやコロナが地球上くまなく存在して莫大な感染者数が存在している現状から、コロナ自体が消滅する事はなさそうです。今後はコロナと人間が共生する暮らしを考えていく必要があるのでしょう。
■ コロナは世界のマネー総量を増大させた
米国株式や新興国株式に関しては、夏までは堅調に推移すると思われます。景気が思わしくない中で世界的な金融緩和を受けて現金の減価リスクが意識されるようになり、そのヘッジとして株式や貴金属への資産配分の動きが機関投資家や財団、大学基金や富裕層等で高まりをみせているからです。
加えて各種給付金等がかなり広く配布されました。それを原資にロビンフッドのような口座から株式を買い上がる動きもかなりの金額になり、昨年のGAFAMに代表される株式高騰の主因になりました。
それを踏まえた本年はハイテク株というより、バリュー株や新興国株に妙味があるように思われます。テスラのPER900倍に代表...
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