1月下旬から武漢コロナウイルス問題が持ち上がり、現状で日本や米国等の株式市場は下げ幅を拡大しつつあります。
最近の東京や大阪の繁華街では人通りが減少し、飲食店や小売店、製造業、観光業の経営に打撃を与えつつあるようです。まだまだ終息時期が見えてきていない怖さがあると思います。
1月31日に経産省が発表した鉱工業生産指数の暫定値は2019年10月〜12月期がマイナス4%とかなりの弱含みとなりました。景気後退局面に近い状況にある事が、人々の肌感覚だけでなく、数字でも裏付けされたと言えるでしょう。
しかもこれは武漢ウイルス騒動前の数字です。本年の苦境は武漢ウイルスによって更に増幅される事になると思われます。

■ 現在は在庫が増える中、買い手も減っている状態
さて、首都圏の中古マンションの成約数は昨年12月期のデータで前年同月比マイナス5.9%、中古戸建ての同成約数もマイナス9.1%と振るいません。
中古マンションは若干在庫が減少したのですが、中古戸建ては在庫数が高止まりしており、前年同月比で1,700戸以上の増加となっています。
業者が再販用に仕入れた中古アパートも、銀行の融資厳格化や賃貸需給バランス悪化で...
最近の東京や大阪の繁華街では人通りが減少し、飲食店や小売店、製造業、観光業の経営に打撃を与えつつあるようです。まだまだ終息時期が見えてきていない怖さがあると思います。
1月31日に経産省が発表した鉱工業生産指数の暫定値は2019年10月〜12月期がマイナス4%とかなりの弱含みとなりました。景気後退局面に近い状況にある事が、人々の肌感覚だけでなく、数字でも裏付けされたと言えるでしょう。
しかもこれは武漢ウイルス騒動前の数字です。本年の苦境は武漢ウイルスによって更に増幅される事になると思われます。

■ 現在は在庫が増える中、買い手も減っている状態
さて、首都圏の中古マンションの成約数は昨年12月期のデータで前年同月比マイナス5.9%、中古戸建ての同成約数もマイナス9.1%と振るいません。
中古マンションは若干在庫が減少したのですが、中古戸建ては在庫数が高止まりしており、前年同月比で1,700戸以上の増加となっています。
業者が再販用に仕入れた中古アパートも、銀行の融資厳格化や賃貸需給バランス悪化で...
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