最近、母親から「 最近は本当に難しい時代だ。何が正解か判らない要素が増えている。資産運用でも例えば暗号通貨や米国株が儲かるとか聞くけど、どうなんだろうねえ 」と言われました。
私は「 そうとは限らないよ 」と返答しましたが、その理由は過去の歴史を振り返れば今後の混沌とした時代も何となく推察できるのでは、と自分なりに考えていたからです。
■ 金( ゴールド )と土地に勝る資産はナシ
私が思うに、資産の一番はやはり金( ゴールド )と土地です。金は錆びないし、世界中で通用します。土地も摩耗せず、基本的には永続性があります。過去2000年の歴史を振り返ると、この2つの資産が人類から尊ばれてきました。
例えば約2000年前に後漢の創立者光武帝が金印を倭国( 日本 )に下賜していますが、ほとんど摩耗せずそのままの姿を現在に伝えています。
金はその形状に加えて価値も安定しています。明治の初めに金価格は1g=1.5円と定められました。当時の1円は今の1万円以上の価値があったそうですが、そのまま1円を現金で保有していたと仮定したら100年で紙屑に等しい価値まで減価した事になります。
米ドルも似たようなもので、明治...
私は「 そうとは限らないよ 」と返答しましたが、その理由は過去の歴史を振り返れば今後の混沌とした時代も何となく推察できるのでは、と自分なりに考えていたからです。
■ 金( ゴールド )と土地に勝る資産はナシ
私が思うに、資産の一番はやはり金( ゴールド )と土地です。金は錆びないし、世界中で通用します。土地も摩耗せず、基本的には永続性があります。過去2000年の歴史を振り返ると、この2つの資産が人類から尊ばれてきました。
例えば約2000年前に後漢の創立者光武帝が金印を倭国( 日本 )に下賜していますが、ほとんど摩耗せずそのままの姿を現在に伝えています。
金はその形状に加えて価値も安定しています。明治の初めに金価格は1g=1.5円と定められました。当時の1円は今の1万円以上の価値があったそうですが、そのまま1円を現金で保有していたと仮定したら100年で紙屑に等しい価値まで減価した事になります。
米ドルも似たようなもので、明治...
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