7,000万円の分譲マンションと1,500万円の貸家。生活コストと老後の不安。

全世界的なコロナの蔓延も一因なのかもしれませんが、最近私は、「 人にはどれだけのお金が必要か 」という事を折に触れて考えています。

経済誌やYouTube等では「 億を儲けた投資法 」やら「 老後資金を確保するには 」のようなタイトルの情報が数限りなく存在しており、人々の射幸心や不安感を煽っているように感じています。

老後2,000万円足りない問題も含め、戦前と比較して物質的に充足した生活をしている人々が世の中の大半を占めているなか、しかし漠然とした不安感は確として国民の中に存在しているように見受けられます。

私自身は、実はさほどお金は必要ないのではと思っています。自分の生活を顧みても、毎月の生活費が10万円～15万円程度で過不足なく生活出来ていますし、年々歳々物欲も減少しています。

「 お金が欲しいですか？ 」ともし他人から尋ねられれば当然、「 はい、頂けるのなら頂きたいものですね 」と答える事でしょう。しかし、同時に「 普通に生活できる程度のお金があれば充分なのかな 」という感想も出てくるのです。

■ オタキングの生活費は毎月40万円？

もしも寿命が鶴亀のように千年や1万年程度残されているのな...