コロナ禍を受けて、鉄道各社はダイヤ削減を少しずつ進めています。JR東日本の深澤社長曰く、「 今後も鉄道の輸送人員回復は望めません。ダイヤ改正で抜本的に列車数削減を進め、コストダウンを図ります 」との事。首都圏郊外の利便性は今後、不便になっていく流れは確定的なのでしょう。
先に発表された京王帝都電鉄の2022年春ダイヤ改正を見てみると
1、準特急を廃止、特急に一本化
2、特急の急行化。特急停車駅に千歳烏山、笹塚等を追加
が特徴的です。
ひと昔前は、京王線の特急電車は追加料金なしで国鉄中央線の特別快速よりも速いというイメージでした。しかし、今後は以前の急行とさほど変わらない所要時間となり、沿線郊外居住者の利便性が低下するのは否めません。
京王線について顧みると、自身が小学生だった昭和50年代に、母親が賃貸で借りていた国鉄南武線沿線にある古い一軒家の家賃負担を軽減するべく、便利で雰囲気が良い京王線沿線で家探しをしていた事を想起します。
母の第一希望は明大前駅でした。特急の場合、明大前は新宿の次の停車駅になりますし、京王井の頭線乗り換えもあり、利便性からの希望だったのでしょう。しかし、業者さん周りをすると、...
先に発表された京王帝都電鉄の2022年春ダイヤ改正を見てみると
1、準特急を廃止、特急に一本化
2、特急の急行化。特急停車駅に千歳烏山、笹塚等を追加
が特徴的です。
ひと昔前は、京王線の特急電車は追加料金なしで国鉄中央線の特別快速よりも速いというイメージでした。しかし、今後は以前の急行とさほど変わらない所要時間となり、沿線郊外居住者の利便性が低下するのは否めません。
京王線について顧みると、自身が小学生だった昭和50年代に、母親が賃貸で借りていた国鉄南武線沿線にある古い一軒家の家賃負担を軽減するべく、便利で雰囲気が良い京王線沿線で家探しをしていた事を想起します。
母の第一希望は明大前駅でした。特急の場合、明大前は新宿の次の停車駅になりますし、京王井の頭線乗り換えもあり、利便性からの希望だったのでしょう。しかし、業者さん周りをすると、...
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