新型コロナウイルス蔓延がピークアウトしてきたことで、全世界的に楽観論が大きくなりつつあります。株価は3月末に暴落した最安値から半値戻し程度まで回復してきて、経済活動再開やワクチン開発期待で明るいマインドが強くなってきた雰囲気があります。
しかし、ベテラン投資家達は総じて先行きを楽観視していません。例えばバークシャー会長のウォーレン・バフェットは暴落したタイミングで買い増していたデルタ航空など4社の航空株を全て損切しました。
仮にワクチンが出来ても、人々の行動パターンが回復するかは分からない、今までのように気軽に旅行しなくなるかもしれない、だから航空産業の不確実性が依然として高いと判断したのでしょう。
加えてバフェットは売却した航空株以外、新規の株式を買い入れている訳ではありません。むしろ銀行株を少しずつ売却しています。まだまだ景気の先行きが読めないと考えているのかもしれません。
カンタムファンド創業者のジョージ・ソロスも、株式保有の縮小を継続していますし、その後継者と一時期言われていた天才的なファンドマネジャーであるスタンリー・ドラッケンミラーも「 私のキャリア中、今の株価は一番割高だ。市場は...
しかし、ベテラン投資家達は総じて先行きを楽観視していません。例えばバークシャー会長のウォーレン・バフェットは暴落したタイミングで買い増していたデルタ航空など4社の航空株を全て損切しました。
仮にワクチンが出来ても、人々の行動パターンが回復するかは分からない、今までのように気軽に旅行しなくなるかもしれない、だから航空産業の不確実性が依然として高いと判断したのでしょう。
加えてバフェットは売却した航空株以外、新規の株式を買い入れている訳ではありません。むしろ銀行株を少しずつ売却しています。まだまだ景気の先行きが読めないと考えているのかもしれません。
カンタムファンド創業者のジョージ・ソロスも、株式保有の縮小を継続していますし、その後継者と一時期言われていた天才的なファンドマネジャーであるスタンリー・ドラッケンミラーも「 私のキャリア中、今の株価は一番割高だ。市場は...
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