不動産投資において「 新築物件への投資 」というのは、少し前であれば、投資家からやや懐疑的に見られるものでした。
投資家からの目が懐疑的だったのは、「 新築分譲業者の出口になっている 」とか、その結果として「 利回りが低く採算に乗りづらい 」「 新築物件は最初の家賃に『 新築プレミアム 』が付いているので将来的に家賃が下がりやすい 」といったところが主な理由だと思います。
実際、私自身も、新築物件への投資について、つい最近まで懐疑的だった一人です。
■ 不動産投資市場の大きな環境変化
ところが、最近の不動産投資市場に、大きな変化が3つ起きたことで、この「 常識 」が変化しつつあります。
大きな変化の1つ目は、言うまでもなく、既存の投資物件、つまり市場で流通している「 中古投資物件 」の利回りの低下です。2年ほど前であれば、首都圏のRC造一棟物件は中古で8〜9%程度、新築物件では6〜7%といった利回りが相場でした。両者の利回りの間には、歴然とした差があったのです。
ところが、中古物件の価格がこのところ上昇し、先の首都圏のRC造一棟物件でいえば、7%程度の利回りが確保できれば御の字、という状況になって...
投資家からの目が懐疑的だったのは、「 新築分譲業者の出口になっている 」とか、その結果として「 利回りが低く採算に乗りづらい 」「 新築物件は最初の家賃に『 新築プレミアム 』が付いているので将来的に家賃が下がりやすい 」といったところが主な理由だと思います。
実際、私自身も、新築物件への投資について、つい最近まで懐疑的だった一人です。
■ 不動産投資市場の大きな環境変化
ところが、最近の不動産投資市場に、大きな変化が3つ起きたことで、この「 常識 」が変化しつつあります。
大きな変化の1つ目は、言うまでもなく、既存の投資物件、つまり市場で流通している「 中古投資物件 」の利回りの低下です。2年ほど前であれば、首都圏のRC造一棟物件は中古で8〜9%程度、新築物件では6〜7%といった利回りが相場でした。両者の利回りの間には、歴然とした差があったのです。
ところが、中古物件の価格がこのところ上昇し、先の首都圏のRC造一棟物件でいえば、7%程度の利回りが確保できれば御の字、という状況になって...
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