■ 不動産価格が暴落する?
最近、経済誌等で、「 不動産価格暴落 」とか「 不動産バブル崩壊! 」といった見出しを見ることが多くなってきました。今日は、最近のこういった報道に対する私なりの考え方、見解をお伝えできればと思います。
結論から言うと、私は不動産価格がすぐに暴落するような可能性は低い、と考えています。また、価格の下落がどこかのタイミングで起きたとしても、その調整幅は小さいとみています。
不動産価格暴落説の根拠は、次のようなものがほとんどです。
①不動産価格が底値の頃( 2000年代前半 )より大きく上昇し、利回りも下がっている
②現在の価格上昇が続くのは2020年の東京五輪開催までであり、その後は世帯数の減少も相まって不動産価格は下げに転じる
①の、底値の時から価格が上昇しすぎている、という主張についてはどう考えるべきでしょうか? 確かに2003年くらいまでの投資用不動産マーケットには高利回り物件が多く出回っていました。
それに対して、現在の東京都心部の一棟物件は7%程度の利回りがやっとです。株価でいえば「 底値圏 」を過ぎてしまっている事は明らかで、この主張にも一理あると言えるでしょう。
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最近、経済誌等で、「 不動産価格暴落 」とか「 不動産バブル崩壊! 」といった見出しを見ることが多くなってきました。今日は、最近のこういった報道に対する私なりの考え方、見解をお伝えできればと思います。
結論から言うと、私は不動産価格がすぐに暴落するような可能性は低い、と考えています。また、価格の下落がどこかのタイミングで起きたとしても、その調整幅は小さいとみています。
不動産価格暴落説の根拠は、次のようなものがほとんどです。
①不動産価格が底値の頃( 2000年代前半 )より大きく上昇し、利回りも下がっている
②現在の価格上昇が続くのは2020年の東京五輪開催までであり、その後は世帯数の減少も相まって不動産価格は下げに転じる
①の、底値の時から価格が上昇しすぎている、という主張についてはどう考えるべきでしょうか? 確かに2003年くらいまでの投資用不動産マーケットには高利回り物件が多く出回っていました。
それに対して、現在の東京都心部の一棟物件は7%程度の利回りがやっとです。株価でいえば「 底値圏 」を過ぎてしまっている事は明らかで、この主張にも一理あると言えるでしょう。
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