今回は、2017年の投資方針について、私が現時点で考えている事を書かせて頂こうと思います。
■ 投資環境をめぐる3つの変化
まず、今年は不動産投資市場を取り巻く環境として、大きく3つの事が起きるだろうと予想しています。それは、次のようなトレンドです。
①資金調達環境の悪化
→貸出基準の厳格化や、借入金利の上昇などが起きると予想
②上記を受け、投資物件価格がやや低下する
→資金調達環境が悪化する為、物件価格にも影響が起きる。特に、郊外部のRC一棟物件ではその傾向が顕著になると予想
③それでも「 新築物件 」の価格はほとんど下がらない
→インフラ投資が盛んになり建築価格が上昇する結果、これから建てる新築物件の価格だけは下がりにくいと予想
■ 既に兆候は現れている
①の調達環境の悪化については、2016年終盤からその傾向が見え始めていました。金融庁がオーバーヒート気味の不動産投資への融資状況に懸念を持ち、監視を強めようとしていることや、金利上昇の機運が出始めたことなどが要因です。
従来からの地主さんであったり、超のつく高属性のサラリーマンなどには、この影響は小さいでしょう。
しかし、我々のように普通のサラリーマンが...
■ 投資環境をめぐる3つの変化
まず、今年は不動産投資市場を取り巻く環境として、大きく3つの事が起きるだろうと予想しています。それは、次のようなトレンドです。
①資金調達環境の悪化
→貸出基準の厳格化や、借入金利の上昇などが起きると予想
②上記を受け、投資物件価格がやや低下する
→資金調達環境が悪化する為、物件価格にも影響が起きる。特に、郊外部のRC一棟物件ではその傾向が顕著になると予想
③それでも「 新築物件 」の価格はほとんど下がらない
→インフラ投資が盛んになり建築価格が上昇する結果、これから建てる新築物件の価格だけは下がりにくいと予想
■ 既に兆候は現れている
①の調達環境の悪化については、2016年終盤からその傾向が見え始めていました。金融庁がオーバーヒート気味の不動産投資への融資状況に懸念を持ち、監視を強めようとしていることや、金利上昇の機運が出始めたことなどが要因です。
従来からの地主さんであったり、超のつく高属性のサラリーマンなどには、この影響は小さいでしょう。
しかし、我々のように普通のサラリーマンが...
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