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住環境に潜む悪影響とは? ( その1 )

日本建築医学協会_画像 日本建築医学協会 第3話 著者のプロフィールを見る

2008/7/29 掲載

前回ご説明した化学物質以外にも、知らないうちに私たちは環境から悪影響を受けている場合が多々あります。その中でも日常生活では認知されにくい悪影響の中から、いくつかの例を2回にわたってご紹介します。

( 1 ) コンクリートの打ちっぱなしは健康に悪影響を及ぼす

コンクリートはセメントに骨材、水、化学混和剤を練り混ぜて作られますが、そのセメントと水が反応することで、強アルカリ性の水酸化カルシウムが生成されます。
そのため、コンクリートはPHが12以上の強アルカリ性物質となります。新しく作ったコンクリート製の池で飼った金魚が全滅したという事例もあります。
これは池の水が強アルカリ性になってしまったためです。
同様に、人間の肌はPH6.5~7の弱酸性を好みますから、コンクリートに囲まれた環境に生活していると、体に変調をきたす可能性があります。

愛知教育大学の高橋丈史教授、小川正光助教授らの研究グループが、木造校舎と鉄筋コンクリート校舎を比較した研究があります。
高橋教授は、全国各地にある▽築造10年以内の木造校舎65校と、その同一地域にある▽鉄筋コンクリート( RC )校舎80校と、▽内装に木質素...

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